つれづれなるままに-日暮日記

現世の神羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

貴乃花親方は何を狙っているのか

 いやー、貴乃花という御仁は実に人騒がせな人です。誰でも知っている元人気力士ですから、人騒がせだけならいいのですが、今回のやり口を見る限り、唯我独尊。自分だけが正しく、皆はなぜに我を理解せんのかと言わんばかりのいちゃもん付け的行動であり、相撲協会にしたら迷惑この上ない。15歳で角界に入り、その世界一筋。あまり、世間を知らないうちに大人になって、地球は自分中心に回っていると錯覚なさっているのでしょうか。
 内閣府に提出した告発状なるもの。中身はどういうものか分かりませんが、弟子の暴力事件が発覚し、いったんは自ら取り下げたのではありませんか。それをいまさら蒸し返してどうしたいのか。告発状の中身は正しいと言っているが、この告発によって何を目指しているのか。もし、それが相撲協会の”いかがわしい部分”の暴露であるなら、協会の一員であった自らにも責任があり、天に唾する行為です。
 どうもこの人の行動はいったい何をやりたいのか、何を狙っているのか、さっぱり分かりません。相撲協会内で仲間を失い、孤立化し、さらに、協会内の地位も引き下げられて、怒り心頭に発して自暴自棄に陥ったのか。幕内優勝22回もした大横綱なのに、なぜ仲間は自分を崇めてくれない、優しくしてくれないと、単に不満たらたらの駄々こね行為なのか。
 真に相撲協会を改革したいと思うなら、年寄引退や協会からの退職はあり得ないのではないか。逆境にある今こそじっと我慢して、粛々と下級審判委員の業務をこなし、然るべき時を待つべきでした。もともと30歳台で理事に選ばれた人ですから、潜在的な支持者は多いはずです。毅然として我慢する男気を見せれば、必ずや東山再起のチャンスはあったはずです。
 でも、この御仁は、周囲の人との関係を悪化させるに”天才的”であるところが気になりますね。母親や兄の悪口をテレビで平気で言って仲たがいし、肉親なのに没交渉状態となりました。さらに阿武松親方、錣山親方ら貴乃花一門にいた部屋持ち親方たちの支持を失い離れた上、余計なことですが、妻とも別居し、離婚寸前だとか。孤立して相撲協会を辞めるのは勝手ですが、腹いせにかつて自分を輝かせ、生活の糧を与えてくれた恩義ある相撲協会に対し、後ろ足で砂をかけるような真似はしないでほしいと思うのです。

上の写真は、トルコの景勝地カムッパレ上空を飛ぶ熱気球。