つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

結婚、同居、妊娠の順序になぜこだわる

 将来の総理大臣候補の一人と言われる小泉進次郎議員がフリーアナウンサー滝川クリステルさんと結婚する、滝川さんはすでに妊娠しているという話が、小生が白内障手術で入院した日、飛び込んできました。入院直後でテレビが見られない状態で、ニュースもワイドショーも縁遠かったのですが、友人がラインで知らせてきたのです。情報過疎に置かれていた中でのビッグニュースに正直ビックリしました。

 総理を目指すのなら、いわゆる「身を固める」のは必要であり、それもファーストレディーにふさわしい人を選ぶべきでしょうが、滝川さんは美人、知的であり、外国語も英語、フランス語が堪能と聞きますから、かなりのレベルに達した女性ではないでしょうか。それに、オリンピックの招致活動、動物の保護活動などで結構世界的に知られた存在であり、進次郎議員の海外での活動では大いなる助っ人になると思います。

 あえて問題と言えば、年齢が4歳くらい年上だとのことですが、これもフランスのマクロン大統領ブリジット夫人のように25歳年上、しかもかつて学校の教員と教え子の関係だった(ちょっといかがわしい)というのに比べれば、なんていうことはない。むしろ、38歳中年に差し掛かった進次郎氏の包容力が感じられて良かったのでは。逆に、かなり年下の20歳前後の女性を迎えたりしたら、「あいつも結局、ギャル好きか」などと揶揄され、軽薄な印象を与えかねません。

 ネットなどで問題視されているのは、滝川さんが結婚前に妊娠しており、デキちゃった婚であること。さらに、妊娠5か月にもなるまで婚姻届を出していなかったこと。政治家なら法的なルールをちゃんと順守すべきで、結婚、同居、妊娠というプロセスをなぜ踏めなかったのか、なぜ結婚前に避妊しなかったのか、妊娠が分かった時点ですぐに婚姻届を出すべきだったという意見が出されていました。昨今、若い世代にデキ婚が多い風潮なのに、まだこんなことにこだわる保守的な人がいるんだなと、小生はこれにもいささか驚きました。

 小生は、結婚や出産を法的なルールに絡ませるのはむしろ反対です。男女が同居するのはいろいろな形があっていいと思います。フランスは結構、事実婚が多く、法的関係にそれぞれの人生が縛られないということが徹底されています。子供の認知、養育という責任を男女2人で共有できれば、どんな形でも良いのではないでしょうか。子供の養育に国が介入し、制度的、金銭的な援助をするシステムがあれば、少子化問題などすぐに解消されるに違いない。そういう意味で、10%への消費税アップを前提とした幼稚園・保育園教育の無償化政策は良かったと思います。

 進次郎氏は将来総理を目指す政治家なんだから、デキ婚はまずかった、不道徳、不倫理のイメージで、将来のためにマイナスになったと言う人がいるけど、小生は決してそうは思いません。むしろ、旧制度を壊す先駆者という感じを持ちました。若い次世代の政治家であるなら、夫婦別姓も含めて、むしろ男女関係、結婚制度に絡む法的な縛りを緩めて欲しいと思います。

 愛し合う男女が一緒に過ごす時間があれば、抱き合い、子供ができるのは自然です。しかも、余計なことですが、滝川さんはもう40歳すぎの女性、妊娠、出産は早ければ早いほどいい。となれば、なおさら結婚、妊娠、出産という順序にこだわる必要はなかったでしょう。

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 上の写真は、8月初め、江東区にある友人のマンションを訪問し、屋上から見た荒川の花火と花火宴会に参加した美女2人。