つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

やはり密造たばこは出るのでは

 前回、たばこの大幅値上げをしたら、必ずヤミたばこがはやるので、儲かるのは闇の世界の人たちだけ、税収増にはむすびつかないと書きました。すると、ネットサーフィンで小生のブログを見た「やじろべ」さんから、スモーカーは味を大事にするので、安いたばこには手を出さない、高くても自分の味覚に合ったたばこを買うのでは、というコメントをいただきました。
 確かに、嗜好品ですから、味は大きい要素ですね。小生も喫煙していた時代、最初はホープ、そのあとチェリー、セブンスター、マイルドセブンと嗜好が変化したものの、同じ時期には一種類だけで、他の銘柄(特にハイライト)は人からもらうことがあっても、自分で決して買わなかった記憶があります。
 ただ、学生時代に、友達の下宿に泊まって、たばこが切れると、灰皿にある吸殻たぼこを”整形”し、吸い直すシケモクというのをよくやりました。それも銘柄はお構いなしでした。結局、たばこはニコチンによる中毒ですから、禁断症状が出ると、どんなものでもよくなります。本当は1000円で自分の好きなブランドを買って吸いたいのでしょうが、値段が高いとなれば、スモーカーは背にハラは代えられず、安いたばこに手を出す可能性が高いと思います。
 ちなみに香港時代、深セン(土のへんに川)に行ったとき、街中の屋台でレミーマルタンのVSOPが破格の値段で売られていました。外箱、瓶も変わりないので本物と疑わず、しめしめと買って帰り、飲んでみると、味は本来と違うのです。何となくそう感じたのですが、瓶が同じなのでしばらくだまされていました。本物、偽物を一緒に飲み比べてみればすぐに違いは分かるのでしょうが、、。中国は偽物天国なので、瓶まで含めて(たばこは外箱)本物そっくりの偽物が平気で流通しています。酒はかさばるので外国まで輸送できそうにないですが、たぼこは軽いものなので、密輸もそう難しくないでしょうね。いや、1000円ならば、日本国内でたばこ密造者が出るかも知れません。
 小中学校時代の友人がアジア留学生支援の財団を作り、理事長をしています。小生は今度、その評議員になり、6月11日、年一回の定例会合があったので、出席しました。下の写真は、会合のあと、アジア各国から来た留学生たちが自国の料理を作り、われわれに振るまってくれたパーティーのときのものです。