つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2012-01-01から1年間の記事一覧

クリスマス週は酒浸り

年末に酒を飲む機会が多いのは例年のことですが、今年のクリスマス週、つまり今週は特に多かったです。25日には以前仕事をしていた翻訳会社の仲間と、翌26日は官庁に務めている知人と一杯、さらに27日は、小生も理事の一人になっている千葉の奨学金団体の役…

未来の党のありさまは当然の帰結

嘉田由紀子知事が政界オンチであるとの話は前々回に書きましたが、昨今の「未来の党」なる政党のありさまを見ていると、もう政党の態をなしていませんね。彼女は、首班指名で共同代表の阿部知子議員に投票させたかったようですが、小沢一郎グループはこれに…

生活保護は現物支給で駄目なのか

今の日本人が果たしてビッグガバメントを望んでいるのか、あるいはスモールガバメントを求めているのかという観点から今回の総選挙の結果を見ると、小生はやはりスモールガバメントを望む人が多いのではないかと判断しています。小泉首相は、竹中平蔵氏を使…

嘉田女史は政界オンチ

嘉田由紀子という人、何を勘違いしたか、あの政略家の小沢一郎先生に乗せられて新党党首にかつがれ、嬉々としていましたが、結局、大恥をさらしただけでした。小生は、このブログでも再三触れているように、小沢先生はもう過去の人、特に、民主党を離れて以…

自民党の圧勝は、民主の批判票ではない

何かにつけ注目度の高かった総選挙が終わりました。やはり、不肖な小生にとっても、このブログでさまざまな意見を吐いてきたので、一定の評価をしなければなりませんね。というわけで、今回の結果について、小生なりに思いついたことをつれづれなるままに触…

角田容疑者の自殺はナゾだらけ

角田美代子容疑者が勾留の獄の中で、自殺を遂げました。正直言ってあの面構えから言って、他人を殺していても、いちばん死にそうにない人、絶対自殺などしない人だと思っていました。一般的にも、死刑囚というのは生に執着すると言われており、獄房に教誨師 …

維新とたちあがれの野合はやはりおかしい

昨日大学に行く車中で、隣の2人連れの男性が今度の選挙や政党の離合集散について話していました。横浜から市川までの横須賀・総武快速線ですが、朝なので東京駅を越すと乗客は少なくなり、隣の人の話し声も聞こえてしまいます。それはともかくとして、彼らが…

楽しんだ奨学金団体の年忘れパーティー

毎年、同じことを書いていますが、今年も残り少なくなり、歳月の速さを実感しています。11月末からバンコクに行って、帰ってきていろいろ雑務をこなし、送られてきた本などを読んでいるとあっという間に師走の10日、あと3週間で年明けの時期となりました。こ…

再び、老骨には辛い夜行便

10月初めに続いて、11月29日から12月5日まで一週間ほどタイのバンコクに行ってきました。今回も社団法人のクライアントの同行でしたが、フライトはいずれも夜行便であり、たいへん疲れました。出発日の29日は午前中に大学の授業がありましたので、市川まで行…

嘉田知事は細川首相の二の舞か

いやー驚きました。政治の第三極の新たな旗印として、嘉田由紀子滋賀県知事が突然、登場してきました。多分、小沢一郎大先生が仕掛けたものでしょう。小沢という人、政治の方向性も政策もでたらめですが、政局の仕掛けは天才的にうまい人だと再認識しました。…

大学1年間の休学制度はグー

日本で発行されているフリーの中国語新聞を読んでいて、初めて知ったのですが、東京大学が来年度入学者から「FLY Program」という制度を創設するそうです。これは、学生に在学中1年間の休学期間を与え、この期間に外国に留学するのもよし、ボランティア活動…

再度言う、消費税反対の愚かさ

前回の「日暮日記」に、官僚の天下りに寛容な話を書いたところ、「ほ」さんから批判が出ました。「民の天下りは彼ら自らの採算の範囲内でやっているのに対し、官は税金、国公債など民への負担、自らに都合の良い法制によりやっている点が大きく異なる」とい…

維新と太陽は政府の在り方で大きな違い

「日本維新の会」の橋下徹と「太陽の党」の石原慎太郎の両氏が会談して、統一政党に向けて動き出したとのこと。小生、これにはちょっと驚きました。というのは、維新の会はどちらかというとスモールガバメント志向。一方、太陽の党はどちらかというとビッグ…

次の選挙は国家の在り方を問うもの

きょう、やっと野田首相は決断しました。立派です。16日国会解散、そして12月16日投開票とのこと。小生は、年内解散、そして1月選挙だと読んでいました。しかし、野田首相は昨日の民主党役員会で、自らの政権、つまり首相の地位を否定するような動きが党内か…

民主政権を見て感じる自民党の良さ

臨時国会で、特例公債法案が来週中にも成立しそうで、あとは解散に向けての障害は衆院定数削減法案だけになりました。これもたぶん”近いうちに”自民党が示した0増5減案で成立すると思います。ということで、どうやら年内解散は実現しそうで、投票は年初に…

単なるばかな破壊者か

田中真紀子なる御仁は、やはり異常性格者なのかも知れません。行政当局が長い時間をかけて粛々と当事者と進めていた大学新設への穏やかな流れの中に、昨日今日に突然大臣になったばかりの人が泥靴で踏み込んでいくなどというのは、常人のやる振る舞いではあ…

あの行為で巨人優勝の価値半減

ああ、日本シリーズは巨人が勝ってしまった、不愉快です。ナベツネの喜ぶ顔を想像しただけでも、ますます気分が悪くなりそうです。他チームから金で著名な選手を集める不明朗球団。選手集めが不明朗なら、今回の第5戦では、ボールに当たってもいないのに痛が…

「政策は後で」の石原発言は暴論

前回、石原都知事の今後の動きに注目と書きましたが、書いたその日に彼が言った言葉は、「中央集権体制を壊すために取りあえず、第三極の政治勢力の結集が必要。小さい政策のすり合わせなどあとですればよい」などという内容でした。あまりにも暴論すぎて話…

毛沢東と角田被告の共通性

何人かの人物を思いのままにし、人殺しも重ねていたという尼崎の角田美代子なる人物に非常に興味が湧いてきました。連合赤軍の永田洋子も一緒ですが、彼女らはアメとムチを使うという点では歴史上の独裁者と何か通じるものがあります。彼女らがもし混乱の時…

石原新党は世間に”浸透”するか

昨日、石原慎太郎氏が都知事を辞めて、新党結成、衆議院議員復帰に動くとの発表がありました。このニュースを聞いて最初に小生が思ったのは、「ああ、この人って、本当にニュース感覚がある人だな。突然の発表といい、発表タイミングといい申し分ないな」と…

出自批判は前時代的な発想

週刊朝日がノンフィクションライターの佐野眞一氏を使って、橋下徹大阪市長に関する連載を始めたところ、当の本人や各界からの批判が多く、連載を止めたことがありました。この事件で、驚いてしまうのは、いつも人権、人権と言っていたような気がする朝日新…

「平清盛」、低視聴率のようですが、、

NHKの連続大河ドラマ「平清盛」が評判よくないようです。あるサイトを探ったら、つい最近10月14日に放映された第40話は視聴率9・6%と一けた台になったとのこと。過去にも、8月5日放送分は7・8%という最低記録を出たそうな。あれだけ金をかけて、しかも…

言論、表現の自由ない国にはかなわない!

今夏の中国旅行で、こちらが日本人で中国語が話せると分かると、すかさず尖閣諸島問題で議論を吹っかけてくる人たちに遭遇しました。広東省広州市で「愛国教育基地」として有名な黄埔軍官学校を見学した際、土産物屋のご主人が「釣魚島は中国の固有の領土だ…

中国が駄目ならタイがあるさ

小生が代表理事となっている一般社団法人の顧客である美容品・健康食品会社社長のお供で10月5日から9日までタイのバンコクに行っていました。実は、この会社は海藻のもずくを原料とする美容石鹸を作っており、小生の法人がこの石鹸の海外進出のお手伝いをす…

自民党は連立を考える必要ない

民主、自民両党の党首選挙が行われ、野田首相の再選、安倍元首相の返り咲きなどが話題になると、両党の支持率は盛り返しました。2人のトップが首相、首相経験者という”古手”であるにもかかわらず、一往それぞれの党に新しい体制ができると、国民の期待感は高…

パンダの会10月定例会のお知らせ

「パンダの会」10月定例会 テーマ 「あの頃の俳優座の仲間たち」 とき 2012年10月20日(土)午後3時−5時 ところ 東京・渋谷道玄坂左側地下「パンダ・レストラン」 講師 村田星子さん(元俳優座舞台芸術部) 略歴 1948年東京・八王子市生まれ。高卒後の1967年…

小兵日馬富士の活躍はいい

このブログにもこれまでさんざん書いていますが、小生は大相撲の大ファンです。特に贔屓の関取がいるわけではないのです。ただただ、相撲というスポーツ、格闘技イベントが好きなのです。丸い土俵の中で互いに押し合い、引き合い、バランスを崩し合うという…

原因は貧富の差でなく、条件の不平等

中国に住む大学時代の友人が日経ビジネスの記事を送ってきました。北村豊氏の手になる「中国・キタムラリポート」と題した中国分析記事ですが、この中で、フランス革命期の思想家、アレクシ・ド・トクヴィルの著作「旧体制と大革命」を取り上げていました。…

いじめと領土問題の共通性

今、日本中で学校でのいじめが大きな問題になっていますが、小生の見方としては、いじめって抵抗しない人が対象になることがほとんどだと思うのです。平和主義をいいことに何の抵抗もしなければ、いじめはますます増長してきます。無抵抗は必ずしも美徳では…

デモ隊が掲げる毛沢東像の意味

尖閣諸島の国有化に対して、中国各地でデモがあり、一部が暴徒化しています。今さらながら、中国の異常ぶりに驚かされてしまいます。とても文明国の人間とは思えない常軌を逸した行動。でも、冷静に見てみると、あの暴徒は必ずしも「反日」だけが狙いではな…