つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2009-01-01から1年間の記事一覧

久しぶりに会った中国人の教え子たち

クリスマスイブイブイブの22日、かつて帝京平成大学で日本語を教えていた中国人留学生と久しぶりに会って、飲む機会がありました。教えていたのは2年前で、みんなは1、2年生のころであり、あれからすでに2年たち、彼ら彼女らもすでに4年生。体形も考え…

クリスマスイブイブに思うこと

きょう、天皇誕生日の祝日なのに、大学で授業があったので、市川まで行ってきました。本来、毎週水曜日の早朝出勤は、電車が混むのですが、きょうは休日でしたからガラガラで、横浜から市川までゆったりと座って行きました。 そのあと、友人宅を訪ね、9時過…

年賀欠礼に思うこと

今年も残り少なくなり、年賀状を書く季節となりました。小生は毎年、賀状にはこの1年にあった変化など書いていますが、今年もあまり書くことがなく、変化のない1年でした。まあ、ある程度の年齢に達すると、変化がないというのはいいことなのかもしれません…

独裁者に物言えぬ民主党でいいのか

民主党の小沢一郎なる男、前から好きではありませんでしたが、昨今の様子を見ていると、ますます不愉快感が募ります。まあ、100歩譲って、天皇陛下の30日ルールなどは政府の決めることで、宮内庁長官がとやかく言うことではないとします。それでも、あの言い…

マスメディアの記者には資格制度を

昔、通信社の記者をしていたころ、「新聞記者というのは記事で他人を不幸にすることもできる怖い存在なのだから、心して書くべきだ。書かれる人の立場を考えて」などと言われたものでした。なるほど、自分は客観的に書いているつもりでも、実態はかなりの思…

連立政党はこのままでいいのか

景気対策用の補正予算に関して、国民新党の亀井郵政担当相が「7兆円程度ではダメだ。もっと多くしなければ」と騒いでいます。予算というのは財源が必要なのであって、いたずらに国債乱発で予算を組むのはよろしくありません。それを承知で閣内での自らの存在…

犬や猫はわれわれの共生同伴者だ

先ごろ、元厚生省事務次官の自宅を訪れ、元次官本人や家族を殺傷した小泉某という男の裁判があり、彼は犯行の動機について、「30数年前に殺された愛犬チロの復讐のためにやった」と供述、「犬の命を粗末にしていいのか」と疑問を投げかけました。 犬の命のた…

青森のリンゴは中国でも売れる

先週三連休に、一泊二日の日程で青森に行き、リンゴ農家を見てきました。知り合いの中国人実業家が黄リンや富士など高級リンゴを中国に輸入したいので青森にビジネスに行くから、同行しないかということで、ご一緒しました。行先は同県平川市にあるリンゴ農…

連ホウ女史を見直した

新聞の世論調査を見ていたら、一時50%台と下降気味になっていた鳩山内閣の支持率が再び6割台に戻ったといいます。新聞は、支持率反転の理由として、今、盛んに進めている国の事業の仕分けを挙げています。世論はどうやら、事業仕分けを好意的にとらえている…

市橋は完黙の弁護方針でいいのか

昔、記者として警察関係の取材もしたことがある人間にとって、テレビなどでいまさら生々しい事件の報道などあまり見たくないのですが、ただ、ニュースを見れば、これでもかこれでもかとやるので、ついつい見てしまいます。その中でも、通っている大学にも近…

「人を残すが上」は正論

小生がひいきにしている野球チーム「楽天」の前監督、野村克也氏は常日ごろからこんなことを言っているそうです。「財を残すのは下、仕事を残すのは中、人を残すのを上とす」。彼は、いろいろなところで監督をするたびに、他球団で解雇された選手を引き取り…

事業仕分けは政権交代の成果

民主党政権は今、各省予算の概算要求書の中に盛り込まれた諸事業について、必要か不必要かの仕分けを行っています。今までは、主に財務省の主計官がやっていたような仕事を複数の議員や専門家が公開の場でチェックするというもので、これまで唯唯諾諾と官僚…

中国党代表団と懇談

きょう夜、中国社会科学院マルクス主義研究所の訪日代表団と夕食を取りながら、懇談する機会を持ちました。もともと在京マスコミの論説委員クラスが今年7月、訪中し、北京の同研究所を訪問、その返礼として同研究所の所員が訪日団を組織して今回、やってきた…

再び出てきた終末予言

ちょうど10年前の1999年に地球は滅亡するというノストラダムスの大予言なるものがありました。五島勉という人が書いたこの日本語版の解説書は、まさに1000年代が終わるというミレニアム終末思想を背景に関心を呼び、1970年代から90年代にかけて大ベストセラ…

再開した「かながわ創造研」

神奈川県の諸問題について議論を深め、何か提言をしていこうという組織がかつてありました。5年ほど前で、「かながわ創造研究所」と言いました。国、県庁のOBや現職、元県会議員、議員立候補予定者、労働組合「地方連合」の元幹部、県内企業マン、マスコミ…

小沢は第2の闇将軍か

まったく、小沢一郎というのは食えない御仁です。民主党政権にとって、独自政策の策定は喫緊の課題。来年度予算編成も控え、早期に民主党カラーを打ち出すためには既存事業の見直しはぜひ必要であり、そのために、事業見直しのチームが結成され、鋭意作業が…

分からない自爆テロの論理

今、アフガニスタンとパキスタン情勢を見ていると、いったいこれらに国としての形があるのか、国としてまとまっているのか、と強く思ってしまいます。きょうのニュースで、アフガニスタンでは、タリバンがカブールの国連の施設を狙って銃撃戦を起こすし、パ…

商売通りになっていた高山古い街並み

出張取材で、岐阜県の飛騨高山に行った話は前回、報告しました。泊まったのは高山市郊外・一之宮町の農村民宿でしたが、翌日、市街地に戻り、「古い街並み」地区に行ってみました。小生がここを訪れるのは31年ぶり。実は、新婚旅行で松本、上高地を回り、高…

欧州人も体験観光好き

翻訳会社が編集担当している政府系英文誌の取材で、岐阜県の飛騨高山に行ってきました。同英文誌12月号のカバーストーリーのテーマは「観光」ということで、外国人観光客が日本の田舎、地方の観光地にどう魅せられているのかについて書くのが小生の担務。具…

多様なメディアの中での広告とは

翻訳会社の同僚から勧められ、しかもご本人のものをお借りして「明日の広告」(アスキー新書)という本を読みました。クリエーティブ・ディレクターという肩書を持つ佐藤尚之氏、通称さとなおという広告会社の人が書いたものです。一言で言うと、広告とは何…

記者クラブ制度は簡単に変わらない

最近、週刊誌でフリージャーナリストの上杉隆氏が記者クラブの開放問題を盛んに取り上げています。これは、どういう問題かと言うと、現在、公官庁には記者クラブなる部屋があり、既存の大手マスコミ(彼らの論理では日本新聞協会に所属していることが条件)…

野村監督の辞めさせ方はまずい

東北楽天ゴールデンイーグルスがパリーグで2位になりました。今年、出だしはよかったのですが、交流戦を大きく負け越したことで、ファンとすれば、また指定席の最下位かな、うまくいけばオリックスよりは上に行けるかもしれないというあきらめムードでした。…

五輪は公共事業の”温床”では

もう旧聞に属する話題になってしまいましたが、オリンピック東京大会が実現しなくなりました。東京五輪はすでに1964年にやっているから、もういいという感じで、今回の招致も今いち、全国的には盛り上がりに欠けていたことは事実です。小生も、新興国でもあ…

代わり映えしない軍事パレード

きょう10月1日は中国の国慶節です。テレビのニュースを見ていたら、軍事パレードの映像。胡錦濤国家主席が中山服姿でオープンカーに乗り、立ったままの姿勢で閲兵、将兵に「ニーメン、シンクーラ(諸君、ご苦労)」と言っていました。これを見て中国も代わり…

八ツ場ダムは国と住民との約束では

きょう、夜のテレビ番組で、昨今の民主党政権奪取後の政策変更について、与野党議員、それに訳知り顔のジャーナリスト、評論家、芸能人も含めた討論会をしていました。最初の方だけちらっと見ただけですが、芸能人からなかなか鋭い突っ込みがありました。 そ…

「友愛」で外交ができるのか

鳩山首相は、おじいさん譲りで「友愛」という言葉が好きなようです。小生はホモっぽいこの言葉が好きではありませんが、個人的に好きな言葉がどれかは他人が関知するところではないので、よしあしを議論するのは止めましょう。ただ、一国の首相が「友愛外交…

官僚はあくまで政治家の下で

TBSテレビでやっていた城山三郎原作の「官僚たちの夏」をずっと通して見てしまいました。佐藤浩市が主人公の風越信吾役を見事にこなしていて、なかなかおもしろいドラマになっていました。今では、経済産業省というのはあまりレーゾンデートルを感じない…

改名するなら”くすりの酒井”でどうだ

とうとう酒井法子が釈放されて出てきました。それにしても、あのやくざの親分の父親は、どうして自分の娘に「法子」などという名前を付けたのでしょう。大変失礼な言い方をすれば、やくざという商売は、法を破るのが仕事みたいなものだと思うので、一番似つ…

長妻氏は、労組委員長から社長になったよう

今、ニュースフラッシュで流れましたが、鳩山内閣の厚生労働相に長妻昭氏が就任するとか。イヤーびっくりですね。 といいますのは、彼は年金不明問題を摘発した仕掛け人で、その後も舌鋒激しく厚労省を批判してきた人です。かの役人たちもこの人だけは来てほ…

”大”を会社でしてはいけないのか

「週刊現代」を読んでいたら、面白い記事を発見しました。ある放送局の話として、会社で大便をさせないよう、トイレのフラッシュの水の量を少なくして、一回で流せないようにしてあるそうです。その結果、会社で用がたせないので、社員は近所の飲食店や営業…