つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

久しぶりに会った中国人の教え子たち

 クリスマスイブイブイブの22日、かつて帝京平成大学で日本語を教えていた中国人留学生と久しぶりに会って、飲む機会がありました。教えていたのは2年前で、みんなは1、2年生のころであり、あれからすでに2年たち、彼ら彼女らもすでに4年生。体形も考え方もかなり大人になっていて、びっくりしました。
 中国人留学生とは4年にわたって教室で付き合いましたが、なぜかこのクラスのメンバーとは特に親しかったのです。最初はある学期の最後に、学生の一人がアルバイトをしている京葉線海浜幕張駅近くの中華料理店で宴会を開き、その後、2年生最後のお別れのときに新浦安駅の中華料理店で集まりました。
 このクラスの留学生は、女性も含めてみんな大酒呑みで、前回新浦安のときは、年甲斐もなく一人ひとりとワインの一気飲みに付き合ってしまい、帰りの京葉線内で気持ち悪くなり、久しぶりに吐いてしまいました。この話は、確か、このブログで紹介したことがあります。
 小生もこのクラスのみんながかわいくて、子供のように思っていて、教室内で撮った一人ひとりの写真(特に女子学生の分)を携帯のデータ内にずっと残していたほどです。ですから、今回、4年生になった彼ら彼女らから連絡をもらって本当にうれしかったです。この日は先約があったのですが、申し訳ないのですがこれをキャンセルして、駆けつけました。それから、さらに驚いたことに、彼ら彼女らは小生に金を一銭も出させないのです。ですから、結局、学生たちにごちそうになってしまいました。
 4年生ですから、当然、今後の進路が問題になります。小生は、「日本は不景気であり、これは今後もしばらく続く。中国はまだまだ発展途上であるので景気は下火にならない、だから中国で就職したほうがいいのではないか」と言っておきました。実際、中国に帰って就職を考えるという人が多いようです。小生も上海などに学生時代の友人が働いているので、少なからず、日系企業などの就職先を紹介できるのですが、すでに発展が止まってしまったような上海よりは、浙江省福建省の郷里に戻って、もっと発展可能性のある都市での就職の方がいいのではないかと強く勧めました。
 下の写真は、宴もたけなわで、一気飲みで盛り上がった学生たちと赤ら顔の小生です。今回も、学生たちは梅酒で一気飲みをしていましたが、小生は前回の失敗に懲りて、一回だけの付き合いにしました。