つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中国人と愛は語れるか

私の飲み友達である河添恵子さんが新書を出しました。その題名はなんと「中国人とは愛を語れない!」というものです。題名から、かつて中国人と恋愛し、裏切られた経験を書いた本かなと最初は思いました。が、そうではなく、彼女の留学時代や仕事を通じて中…

松本清張推理小説は動機重視がいい

さっきまで、ビートたけし主演、松本清張原作のテレビドラマ「点と線」を見ていました。機関車のある列車、聖徳太子の千円札、チャンネル回転式のテレビ、ビッグノーズの路線バスなど、昭和30年代の風景を再現していて、懐かしさを覚えました。 話題の映画…

7000メートル以上は神にゆだねる

今回も、無酸素・単独で8000メートル級の山を登る若き登山家、栗城史多(くりき・のぶかず)君の話の続きです。 前回、彼は登山の成功を祈って肉食絶ち、女性絶ちをすると書きました。何かを成就するため、自分の好きなことを絶つというのはよくあること…

登山家は肉食を絶ち、禁欲になるべき

友達が主宰している勉強会の講師として、登山家の栗城史多(くりき・のぶかず)君(右の写真前)が来てくれました。彼は、無酸素・単独で8000メートル級の山を登る日本でも稀有なアルピニストです。いかつい男を想像していましたが、小柄でなんととても…

これでいいのか、道徳なき学生

先般、小生の中国語の授業中、机の上に突っ伏して携帯をいじっている学生がいたので、「お前は教室から出て行け」などと激しく叱りました。彼は毎回、こうしたことをしていたので、小生も少し感情的になってしまいました。 が、その後、彼が取った行動は、授…

丹沢で味わえた赤いもみじ

11月4日の日曜日に丹沢の大山を登ってきました。当日は、これ以上ないといった晴天、絶好の登山日和でした。連れは70過ぎの男性と65歳の女性で、小生も50歳代後半ですから、平均すると中年登山どころか、もう老年登山の部類でしょうか。 小生の大山…

タリバンへの攻撃は正義か悪か

小生のブログにNOHARRAさんという方から、以下のコメントをいただきました。『タリバン(およびそれに付随する住民)に対する空爆が正義といいうるのでしょうか? 将来の人民の幸せにつながるかのでしょうか? 、お考えをお聞かせください。』タリバンに対す…

再び、わがマンションからの富士山

わがマンションから、富士山の変化を見るのが、秋から冬にかけての楽しみです。前回、紹介したときには、頂上付近の雪はまだパラ雪程度でしたが、今週初めの富士山はすでに、しっかりと冠雪しています。この雪の付き具合は、まさに銭湯の背景に描かれる富士…