つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

丹沢で味わえた赤いもみじ

11月4日の日曜日に丹沢の大山を登ってきました。当日は、これ以上ないといった晴天、絶好の登山日和でした。連れは70過ぎの男性と65歳の女性で、小生も50歳代後半ですから、平均すると中年登山どころか、もう老年登山の部類でしょうか。
小生の大山登山はもう数十回。いつもは、ヤビツ峠か蓑毛、あるいは雨降神社下社から登っているので、この日は、日向薬師から挑戦してみました。尾根に取り付くまでは、九十九折の坂道で、飽きてしまいますが、尾根に上がると、ずっと太陽を浴びながら、大山を正面に見て気持ちいい登りです。
昼飯時のピークは人でいっぱいだろうと思い、途中の見晴台で昼食にし、そのあとピークを目指しました。この途中、写真のように、標高1000メートル付近で1本のもみじの木が紅葉の盛りを迎えていました。他の木はそうでもないのに、これだけは際立っています。木も早稲もあれば、晩成もあるのでしょうね。なんだか、人間社会を感じさせます。
紅葉は、やはり太陽とのマッチングが似合い、陽光を受けた葉を下から見上げるのが最高。この時期の丹沢では期待していなかっただけに、うれしい誤算でした。