つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2015-01-01から1年間の記事一覧

IS支配地の若者は難民にならず、戦うべきだ

今日の新聞の外電面を見ていたら、チェコのゼマン大統領が「欧州に来る難民の大多数は若くて健康な若者だ。シリアやイラクの若者は海外に逃げないで、国内でイスラミックステート(IS)と戦うべきだ」と主張したとのことです。小生も前にこの種の意見をブロ…

大気汚染と大陸客減少が香港の印象

2泊3日の駆け足で香港にビジネストリップしてきました。香港は昨年もちょうどクリスマスのころに行っており、1年ぶり。今回は、ビジネスミーティーングや友人との会食ありで時間がタイトであり、ビクトリアハーバーのクリスマス・イルミネーションを堪能する…

ザッカーバーグはやはり偉い

いささか旧聞に属する話題ですが、国内で発行されている華文新聞に最近大きく取り上げられていたので、ちょっと言及します。それは、小生も利用しているソーシャルネットワークサービス「フェイスブック」の最高経営責任者マーク・ザッカーバーグが長女の誕…

今年の一年は早く、年末は特に忙しい

年末は例年忙しい。それは、仕事上の付き合い酒ばかりでなく、プライベートな飲み会もあるからです。今週は京都や広島から東京に来訪した友人と会い、久しぶりに旧交を温めました。そのうえ、東京周辺にいる人からも、年末になると、なぜか「最近会ってない…

軽減税率論争と民主・維新統一会派の愚かさ

昨今の政治情勢を見ていると、どうもおかしなこと、奇妙奇天烈なことばかり。そこで、何か苦言を呈したくなるのです。おかしなこととは、自民党と公明党の軽減税率対象品をめぐる駆け引き、そして民主党と維新の党との統一会派結成。国会が開かれていないだ…

自由貿易試験区に日本製品の展示、即売場も

対外貿易、コンサルタント企業の顧問をしている関係上、海外に出ることは避けられません。今回も5−7日の日程で上海に行ってきました。浦東地区の上海港洋山埠頭にある自由貿易試験区に高級な日本製品の展示、販売場ができ、そこに自社製品を出展したいとする…

もっともらしい意見、実は何も語っていない

英国がシリアへの空爆開始を開始しました。英国はこれまでイラクのイスラミック・ステート(IS)基地には空爆していましたが、シリア領内は抑制していました。シリアまでの拡大に野党労働党の党首は議会で反対演説をしていましたが、議決では野党側からもシ…

トルコのロシア軍機撃墜はやり過ぎだ

先日起きたトルコ軍によるロシアの戦闘機撃墜事件。イスラミック・ステート(IS)への総反撃を必要とするこの時期にどうしてこのような団結に冷水を浴びせるようなことが起きるのか、理解に苦しみます。トルコのエルドアン大統領は「この事件を本当に悲しん…

胃の全摘出手術から半年経った

今年5月26日に胃がんのために入院、翌27日に胃の全摘出手術を受けて以来、きょうで丸半年になります。胃がなくなるというのはどういうことか、気持ちの整理が付かないままに手術前に悶々と時を過ごし、手術後もしばらく満足に食事ができなくて悩んだりしまし…

友人が移住した岡山県矢掛町への旅

この連休中、香港駐在時代に一緒に100キロトレールを歩いた仲間の移住先である岡山県西部の矢掛町というところに行ってきました。東京育ちの彼は、妻の出身地に定年後Iターンしたのですが、なぜ知り合いのいない町に行くという一大決心をしたのか。そして、…

ISに最高指導者なく、戦略が見られない

前回ブログで、世界各国は一致協力してならず者集団、イスラミック・ステート(IS)つぶしに向かうべきだと書きましたが、その後の経緯を見ていると、明らかにフランス、英国の欧州勢、米国、ロシアが本格的にISつぶしに乗り出したようです。シリア、イラク…

世界各国が一致協力してISつぶしに出よ

パリ市内で起きた連続テロ事件は多くの日本人にとって驚き以外なかったと思います。というのは、事件の起きた場所がパリで中心街のレストラン、コンサート会場、サッカー場と観光客も行きそうな、パリに旅行していたら、巻き込まれる可能性もありそうなとこ…

ラーメンのあとに餃子は激怒することか

兵庫県明石市の中華料理店で、ある客がラーメンと餃子を頼み、「餃子を先に持って来い」と注文付けたのにラーメンが先に来たため激怒、3時間も店に居座って文句を言っていたという話がありました。くだらないというか、世の中平和というか、それほどのことで…

ミャンマーの政権交代、一筋縄でない

ミャンマーの総選挙はどうも野党の国民民主連盟(NLD)が勝利を収めそうです。ただ、憲法上の規定で、上下両院の議席の4分の1が無条件に軍人に割り当てられているため、NLDが単独が大統領指名できるかどうかは微妙。たとえ指名権を得たとしても、外国…

夫婦別姓は世界の趨勢、認めるべきだ

夫婦同姓の義務付けは憲法違反という訴えがあり、最高裁大法廷が12月にも最終判断を示すようです。小生、このブログでかなり前にもこの問題に触れましたが、基本的に夫婦別姓に賛成しています。その理由は単純。別姓を認める方が同姓を義務付けるより社会生…

五郎丸流ルーティンはどのスポーツにもある

日本でにわかにラグビーファンが増えたようです。その理由は、このほど英国で開催されたワールドカップラグビーの予選で、日本チームが3勝という素晴らしい結果を残したからです。結局、トライ数などの差で決勝進出はなりませんでしたが、初戦の南アフリカ戦…

日本は駝鳥シンドロームに陥るな

米軍がついに南シナ海に軍艦を出し、哨戒活動をするようになりました。当然だと思います。中国は南シナ海のサンゴ礁を勝手に埋め立てて「島」とし、島だから領海12カイリあるよね、接続海域12カイリあるよね、さらに排他的経済水域200カイリあるよねと言い張…

横浜市の”傾き”マンションは大きな問題か

横浜市都筑区の鴨居駅近くに建てられた大規模マンションの一棟が傾いたとして大きなニュースになっています。杭打ちを担当した旭化成建材の親会社、つまりあの大企業の旭化成の社長まで記者会見に出てきて、涙ながらに謝罪していました。確かに、住民にとっ…

下着ドロの過去持つ大臣では権威がない

このほど行われた安倍内閣の改造では、どうも人騒がせな議員がやはり入閣したようです。昨日、小生が参加している横浜の地域興し勉強会・エネルギー問題研究会グループが中華街で宴会を開いたのですが、その席上でも話題になりました。とりわけ焦点になった…

「小渕」利権構造を解明してほしい

昨年の内閣改造後に問題となった小渕優子衆院議員の選挙民過剰接待問題で、第三者委員会がこのほど報告書を出し、本人は事件そのものには関与していないけど、監督責任はあったはずだと結論付けました。まさしくその通りで、本人は父親時代から続いていた旧…

中東の国ではやはり独裁が必要なのか

今年のノーベル平和賞は北アフリカ・チュニジアの「国民対話カルテット」という民間組織に授与されました。チュニジアは、2010年から始まったアラブ諸国の民主化運動が最初にあった国で、国民が独裁者ベンアリ政権を倒し、いわゆるジャスミン革命を成就しま…

日本人をスパイ容疑で拘束、何が狙いなの

何だかよく分からないけど、今春から中国で4人の日本人が拘束されているとのことです。一人は遼寧省の中朝国境に行っていたらしく、もう一人は浙江省で軍事基地近くにいたらしい。あと2人は、上海と北京の市中での逮捕なので容疑も不明。こんなことをすれば…

のど元過ぎれば熱さを忘れるの教訓

のど元過ぎれば熱さを忘れるという言葉がありますが、昨今の巨人軍選手の野球賭博関係事件を見ると、しみじみそれを感じます。プロ野球界では、かつて黒い霧事件というのがあって一部の有能な選手が永久追放されました。それなのに、巨人の福田とかいう博打…

藤沢作品「海鳴り」に魅せられる

藤沢周平を読み進め、今では全作品の5分の4は読了したと思います。最近、印象に残ったのは「海鳴り」という作品。これは日経新聞が8月22日の夕刊「文学周遊」で取り上げていました。ある商家の旦那と人妻との不倫の話です。下世話な視点で見れば、なーんだと…

司法試験問題漏えい、贈収賄事件に問えないか

明治大学法科大学院の教授が教え子の女子学生に”個別授業”し、挙げ句に司法試験の問題を漏らし、模範回答まで授けたことが先ほど問題になりました。この先生は67歳というすでに好々爺となるべき年齢なのに、性的には依然ギラギラの様子。その点では、小生か…

星の王子様が地上の普通のおっさんに

芸能ネタはあまり得意じゃないのですが、でも、このほどシンガーソングライターで、多くの女性があこがれる美青年(美中年?)の福山雅治が結婚したので、これを取り上げようと思います。メディアが盛んに報じ、街の話題にもなっており、”福山ショック”が一…

共産票上積みで民主党候補が勝てるのか

日本共産党は これまでどの選挙も独自候補を立てて戦ってきましたが、今回の安保法案の成立を受けて選挙戦術を変え、自民党政権を倒すために部分的に最大野党候補に相乗りするとの考えを打ち出しました。つまり、最大野党というと民主党ですから、共産党の票…

大相撲も裸を見せる商売、美しくなくては

今回は政治、国際情勢絡みの話を離れて、小生の好きな大相撲について恥ずかしながら、薀蓄を傾けたいと存じます。この秋場所、時間の許す限り大相撲中継にチャンネルを合わせ、場合によってはBSテレビで幕下の取組から見ることも。いや、むしろ幕内後半の…

難民受け入れは根本的解決にならない

今、世界の話題というと、大勢のシリア難民が欧州を目指していることではないでしょうか。彼らは欧州の金持ち国ドイツを最終目的地にしているようですが、途中通過国のハンガリーなどは通過されるだけでもいやだという感じで、南からの国境を封鎖しています…

現在の安保環境を考えれば当然の措置

安全保障関連の法案が本日未明、参院を通過し、成立しました。まあ、小生から言わせれば、良かった、これで日本も「普通の国(かつて小沢一郎氏が主張していた)」に近づいたかなと思っています。それにしても、テレビでは国会周辺のデモ隊を取り上げるに当…