つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

改名するなら”くすりの酒井”でどうだ

 とうとう酒井法子が釈放されて出てきました。それにしても、あのやくざの親分の父親は、どうして自分の娘に「法子」などという名前を付けたのでしょう。大変失礼な言い方をすれば、やくざという商売は、法を破るのが仕事みたいなものだと思うので、一番似つかわしくない漢字です。自分は法を恐れる身だが、せめて子供には順法の精神があってほしいと願ったのか。いずれにせよ、なんかの理由があったのでしょうが、いったいその理由とは何なのでしょうか、興味があるところです。
 彼女は、表面的にはこれまで、青春アイドルとして社会常識に則った形の生き方を示してきました。その点では、法子は「のりピー」などという愛称にもなり、いい名前だったのですが、覚せい剤常習者の現実を見るにつけ、やはり実態と名前の乖離を感じてしまいます。今後、アイドルとして再生することはできないでしょうが、もし何らかのきっかけで復活する機会があるなら、改名しないとまずいでしょう。いっそ、居直って「酒井不法子」「酒井破法子」などというのはいかがなものでしょうか。
 あの恋愛好きな山本モナ女史を自分の事務所の所属タレントとしたビートたけし氏は、週刊誌のコラムで、「もし、酒井法子をわが事務所で引き受けるならば、”引っ越しのサカイ”ならぬ”夜逃げの酒井”と付けたい」と冗談で書いていました。夜逃げというのは、亭主が尋問を受けているときに、すたこら逃げてしまったことを言っているのでしょう。
 あのときは、すべての人が亭主の不埒に幻滅し、ショックで自殺でもするのではないかと思いました。それだけ、清純派としての彼女のイメージが定着していたからでしょう。それがなんていうことか、逃走の実態は、警察出頭前に薬の成分を体から抜きたいという意図があったとのこと。びっくりです。
 釈放された最初のあいさつ、会見の模様から、多くの人が「したたかさが垣間見え、反省の色が見えない」と評していました。多くはまたやるかも知れないと思ったことでしょう。どこぞの有名女優の子供のように。薬からは逃れられない印象を与えるのであれば、いっそのこと、”クスリのヒグチ”ならぬ”くすりの酒井”と改名したらどうでしょうか。それだったら、インパクトはあると思います。
 下の写真は、八ヶ岳登山の折、われわれが泊まった唐沢鉱泉の宿とその宿近くの原泉出水地。宿は標高1900メートル、風呂の原泉は水温10度ほどで加熱が必要ですが、いい風呂でした。