つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

押尾は控訴を後悔するかも

 そういえば、MDMAで女性を見殺しにした押尾学被告の判決が出たのに、その評価について書いていませんでした。実は、2年6月という懲役は小生の想像に比べはるかに短く、正直この量刑には驚いています。一般の裁判員だけにことさら冷静に判断しているということなのでしょうか。これが職業裁判官であれば、多分、懲役5年以上の判決が出ていたはずです。
 保護責任者遺棄でなぜ「致死」ということが認定できなかったのでしょうか。これは、MDMAを女性が持ち込んだという説があったからだと思います。しかし、小生は押尾が持ち込んだとみています。押尾が女性の異変の原因を作っているのですから、異変後の保護は当然で、それを放置すれば遺棄致死罪は免れないでしょう。
 ですから、薬はどちらが持ち込んだというのは、この裁判の重要なポイントになるわけです。押尾は女性が持ってきたと証言しましたが、確たる証拠はありません。女性自身に日頃、薬物依存があったのかとか、本当に当日、薬を所持していたのかなど、もっと徹底的に調べてほしかったと思います。あるいは、これは死者に鞭打つ行為になるかも知れませんが、事件の本質を知るためには重要だと考えます。
 ところで、高裁では職業裁判官が判決を出しますが、小生の見通しでは2年6月よりは重い懲役刑になると見ています。裁判員裁判では、本当に彼の悪質性を認定しているということにはなりません。多分、5年程度の懲役刑か。ですから、押尾側は量刑不当で控訴したことをあとで後悔することになるでしょう。
 下の2枚の写真は、今年も9月第二週の週末に行われた香港山海径倶楽部の同窓会でのスナップ。今年は、初めて関西方面、三重県湯の山温泉で会合を開きました。総勢28人が参加、みんなで御在所岳に登りました。1200メートル程度の山なのに急こう配、岩がむき出していて、なかなか魅力的な山でした。下の写真は、御在所岳の頂上三角点をバックに記念撮影したもの。前列中央左側、白いTシャツにタオルを首にかけ、クリーム色の長ズボンをはいているのが小生。