つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

社民党と再び提携する愚

 菅直人内閣は、来年早々の通常国会参院過半数割れをカバーするため、衆院での再可決が可能な3分の2以上の議席確保を目指しており、その手段として再び社民党を抱きこもうとしています。この人は社民党と組む怖さ、虚しさが何も分かっていない人ですね。
 社民党という政党がいかに日本社会をだめにしてきたか、いちいちたとえを挙げるまでもありません。国、領土と国民をいかに守るかという安全保障教育、社会秩序の大切さを教える道徳教育を子どもから奪ったのは日教組ですが、その団体が支持していた政党です。日教組は今では民主党支持に乗り換えていますが、本質的には社民党と一体でしょう。
 国際政治に無知なためか、あるいは国際政治の仕組みを知っているけど知らぬふりして中国や北朝鮮の肩を持ち続けてきたのか。その非武装中立なる政策をいまだに堅持していること自体、まったく驚きを禁じ得ません。およそ日本の現状、将来をまともに考えているとは思えません。だから、支持率もほとんどコンマ数%の状態なのでしょう。
 菅政権は本当にもう一度、こんな政党と提携するのですか。本当に冗談はよしてくださいと言いたい。産経新聞が書いていましたが、この政党はまったく疫病神で、これまで政権に参画したときにはことごとく政権の足を引っ張り、そして内閣をつぶしています。
 まあ、菅内閣自体もつぶしていい政権でしょうが、それにしてもこんな政党と抱き合い心中するというのはほとんど正気の沙汰ではありません。社民党は、武器輸出三原則を無内容に死守することに固執しており、菅政権は提携の交換条件としてこの政党の政策に従おうとしています。こんな少数政党の意見を入れるために、国益を損なうことだけは避けるべきです。国民の望まない勝手な提携に乗り出す現政権に、国民はもっと怒らないといけません。
 下の写真は、北京西単のマーケットで見かけたおもしろTシャツ。「私、お金遣うだけで、稼がない人」「私、お金稼ぐだけで、遣わない人」と書かれています。世の中、そういうケースはよく見られます。