つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

自転車の歩道疾走は危ない

 今日夕方から、激しい雪が降り始めて、小生の住む横浜もすべてが白くなってしまいました。これだと、多分、首都圏の鉄道にも大きな影響が出るだろうと思って、友達との会合を早めに切り上げて帰宅したのは正解だったようです。それでも、桜木町野毛山の歩道にもかなりの雪が積もっていて、普通の靴では歩きにくいことこの上なし。昔山形で培った雪歩きの術でなんとか転ばず、しのいできました。
 ところで、歩道と言えば、最近、歩道を自転車に乗って猛スピードで疾走する奴をよく見かけます。小生も自転車を乗るときに歩道を走ることがあるので、100%止めろとは言いませんが、できるだけ歩行者のことを考えてほしいと思うのです。少なくとも、小生が歩道を走る場合は、最大限の配慮をしています。
 実は、日経新聞に東大の山内昌之教授が投稿した文章によりますと、自転車が歩道を走ることは道交法によって2008年から原則禁止されているとのこと。であれば、自転車が歩道を走るときは歩行者並みのスピードであるべき。歩行者は歩道でまっすぐ歩くことを義務付けられていませんから、よくふらふらします。せめて歩行者が若干よろけたくらいでぶつかることのないようなスピードで走ってほしいです。
 しかし現実は、若者を中心にかなり猛スピードで歩行者の脇をすり抜けていく自転車をよく見かけます。時速20キロ以上で走るのであれば、これはオートバイ並みに立派な凶器です。衝突事故が起きた場合、高齢者、幼児であればかなりの被害になるでしょう。自転車で歩行者を重傷、あるいは死に至らしめることもありえます。飲酒して自転車に乗って事故ったら、これは交通刑務所行きの立派な犯罪なんですが、、。
 自転車は免許がないだけ安易に考えがちですが、それだけに危険性が潜んでいることをドライバーは自覚すべきです。自転車って一般的に保険には入っていませんから、万一事故があった場合、被害者が泣き寝入りする可能性もありますね。一番安心な場所で事故に遭い、さらに何の保障もないなど、冗談ではありません。山内教授は自転車の強制保険を提唱していますが、至極正論だと思います。
 下の写真は、久しぶりに行ったディズニーランドで最初に乗ったのが「イッツスモールワールド」。「らら、ランランラン…」で始まるここのテーマメロディー、実は小生大好きなのです。