つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

慌てて逃げ出す外国人の愚

 前回、大地震の後遺症で揺れで気持ち悪くなったり、その後に鈍感になったという話を書きましたが、これはどうも小生一人だけの症状でないようで、ヤフーサイトのニュースに「地震酔い」に悩んでいる人が多いという記事が出ていました。改めて、同じような人がいるものだと感心した次第です。
 ところで、福島原発放射能漏れはまだ予断は許されませんが、一応最悪のシナリオは防げそうな状況になってきました。そんな中、相変わらず悪性のデモ情報がネットを通じて出回っているようです。公開情報を信じず、ネットの方を信じるとはどういう料簡でしょうか。テレビで人体に影響のない程度の放射能数値と言っているのが信じられないのでしょうか。中国でもあるまいし、日本は日ごろから政府に都合の悪い情報は流さないというような情報統制社会ではないはずです。
 情報公開と言論の自由がある日本であれば、テレビ、ラジオで流れている情報は偽情報ではないと思いますが、テレビ報道によれば、東京では、放射能の程度が一回レントゲンを浴びる数値よりかなり低く、人体に影響を与えるものではないとのこと。ですから、こんなものを怖がっていたら、レントゲン診療のある病院にも行けないでしょう。かなり数値が高く、東京で人がバタバタ倒れているというのならば、逃げるのもありでしょうが、そうでないのにいたずらにわれ先に逃げる外国人というのはまあ、滑稽です。
 フランス政府は同国人の帰国を促すため、チャーター機を日本に出したそうですが、フランスは9割以上、電気を原発に頼っている国ですぞ。そんなに安全なのですか。テレビニュースに出たアメリカ人などは「日本は地震があり、放射能漏れもあって危ない」などとのたまわっていますが、では、アメリカには地震がないのか、カリフォルニアは地震の巣じゃないのか、やたらピストルをぶっぱなす人がいるアメリカはそんなに安全なのか、などと言ってやりたくなってしまいます。 
 そういえば、わが事務所の中国人スタッフも中国に逃げてしまいました。それはそれで本人の勝手であり、止める理由はありませんが、果たして逃げ帰った中国の地がそんなに安全なのかという嫌味の一つも言いたくなります。中国は大気汚染が激しく、地域によっては今の東京の放射能レベルを超える危険性を持っていますし、食、水の安全も必ずしも保障されません。現時点で、相対的な安全性の高さはどちらにあるか、冷静に判断すれは自ずから結論は出るはずですが、、。
 鹿児島産業会館に飾られている同県産の焼酎の銘柄。小生は、鹿児島の芋焼酎が麦よりも好きです。