つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

後半三連休は、あっと言う間に

 17日から19日の今週前半の三連休は十分に休めたのですが、後半の23日から25日の三連休は、文字通りの連休にはなりません。というのは、23日は、小生が代表理事を務める一般社団法人の大スポンサーである中国人実業家が訪日、小生の知り合いの日本人企業家と明治記念館で会食するということになり、それに立ち会うため、横浜から東京に出てきました。
 それから、土曜日のきょうは、なんともう大学秋学期の授業が始まってしまったのです。三連休の中日に授業をスタートさせる学校側の措置にいささか違和感を覚えますが、これも文部科学省の指示なので致し方ないようです。といいますのは、従来、1学期にだいたい12コマ程度の講義でよかったのですが、同省はこれを15コマ程度に増やすよう大学側に要求しました。したがって、どの大学もそういうコマ数になっています。
 数年前は、春学期は7月の第二週で終わりでしたし、秋学期は10月に入ってからのスタートでした。それがなんと今や、秋は9月第4週からのスタートで、終わりも1月いっぱいまで授業があります。いきなり3コマ増やすとは労働強化もいいところで、会社ならば労使協定の改定も必要でしょうが、この世界ではそうはいかないようです。
 60歳をすぎると、3コマ続けて授業中立ち放しで話すのがちょっと辛くなりました。でも、学生へ迫力感を出そうと、なるべく立って大声で話すよう努めています。これは、大学で講義を始めたときからの小生のやり方なので、簡単には変えられません。
 25日の日曜日だけは丸々休みですが、頼まれ原稿もあり、朝からこれを執筆しなければなりません。内人が出かけてしまうので、犬の散歩もさせなくてはならず、昼夜飯とも外で取らなくてはなりません。また、大相撲の方も、白鵬琴奨菊が相星で面白くなり、やはり夕方になると見てしまいそうです。そんなわけで、あっという間に日曜日も夜を迎え、忙しい”三連休”で終わりそうです。
 下の写真は、黒竜江省の石油の町、大慶市内にある王進喜記念館。この人は、「農業は大寨に学べ」で有名になった大寨県の書記、陳永貴と並び称される、大慶の石油発掘に尽力した地元の幹部で、毛沢東時代の労働模範英雄です。過去の人なのですが、立派な記念館が建ち、大勢の参観者が来ていました。