つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

ばかばかしくもまたまた小沢ネタ

 今週号の「週刊文春」はなかなか読みごたえがある内容でした。久しぶりのヒットかもしれません。それは、小沢一郎氏の元奥方が彼の本質をえぐるような事実を暴露したからです。たぶん、小沢裁判など問題なく、これは政界を大きく揺るがしたであろうし、これで小沢親衛隊、特に小沢ガールズもちょっとは考えを変えるのではないでしょうか。この男はしょせんこの程度の人間なのです。再三触れているいるので、ばかばかしいのですが、この週刊誌記事を機会にまたまた触れておきます。
 小生は、小沢氏が岩手県選出議員なのに、大震災後なぜ津波被害を受けた地元に戻ろうとしないのか、疑問でした。ある意味、これは議員にとっては絶好の機会であり、地元に貢献するふりをして地元民に親しみを感じてもらい、票の上積みを図ることが期待できたからです。しかし、奥方の手記によれば、彼は単に放射能が怖くて行かなかっただけとのこと。放射能にさらされている地元民など頭のどこにもなく、自分かわいさに逃げただけのようです。政治家としては取るべき行動ではないし、実際情けない話でもあります。
 そんな輩が地元の支持を受けて数十年も議員ができていたというのは本当に滑稽ですし、驚きです。しかも、このへんな男に今でも100人余りの議員が付き従っているのです。異常ではありませんか。それでも、満を持してじっとしていればまだかわいいのですが、この男はどうも政治よりも、政策よりも政局が好きな様子。政局で自分の存在を際立たせたいためか、今でも政権政党内で反主流派を作り、自分も一票を投じて作った野田内閣を揺さぶろうとしているのです。
 小生が注目したいのは、この週刊誌記事が出ても小沢ガールズの面々はまだ「小沢命」のガールズのままでいられるのかという点です。奥方が暴露した内容をそのまま鵜呑みにするならば、小沢氏の本質は女性蔑視です。ガールズはその点を気づかずにきたのか、それともあまり接する機会がないので、分からないままだったのか。でも、もう分かってもいいのではないですか。いっそのこと、小沢夫人を呼んで勉強会でも開いてみたらいいと思います。
 きょうの産経新聞の広告を見ると、森ゆう子などという小沢ガールズ(ガールズというより小沢おばば親衛隊)が「小沢裁判は検察の陰謀だ」などという本を書いたそうな。多分、ゴーストライターが執筆したものでしょうが、それにしても森女史はそこまで小沢氏に入れ込んで恥ずかしくないのでしょうか。森女史も小沢氏に陰で何を言われているか、ちょっと確かめておく必要があると思いますよ。あるいは「あのばばあは単純で、ばかだ」などと言われているかも知れません。女性蔑視の人だから。
 下の写真は、上海の名店「小南国レストラン」の名物料理。干ぼしの魚を甘辛く煮たもので、小生は大好物ですが、名前は忘れました。悪しからず。