今日早朝、米国から素晴らしいニュースが飛び込んできました。大谷翔平の妻真美子さんがご懐妊されたとのこと。ちょっとミーハー的反応ですが、日本人としては誠に嬉しいニュースです、と同時にちょっと安心しました。実は、バッドインフルエンサー筋では悪意あるうわさが飛び交っていたからです。それは「大谷はLGBTだから、2人は仮面夫婦ではないのか」とか、「でなければ、新婚早々(男女関係を邪魔するような)犬など飼わない」とか。
常識的にはあり得ない話ですが、SNS上の自らのチャンネルアクセスを増やすために、意図的にでたらめ情報を流布する者はいます。また、そういう情報に飛びついて、大谷を貶めるように面白おかしく周辺に二次伝達する人もいます。ですから、今回のご懐妊ニュースはそのようなうわさを完全否定し、2人が本物の夫婦であることを証明しました。すがすがしい、素晴らしいニュースです。
悪意筋はいろいろ言いますが、小生の感覚では、大谷家が犬を飼うのは不思議でないと思います。大谷はシーズン中は米国大陸のさまざまな都市に行き、試合をしますから、ロサンゼルスの自宅でゆっくりくつろぐ時間はそう取れないでしょう。ですから、嫁いできた米国でいきなり放っておかれる妻のために、心の優しい大谷がペットを用意したことは十分理解できます。愛犬デコピンの様子を見ると、明らかに奥方の方になついている様子で、奥方が可愛がっていることも良く分かります。
という大谷話はさておき、別件に転じます。先般来、検察の取り調べ方法が問題になり、テレビで取り上げられていました。学校法人の土地取引に絡む横領事件で、大阪地検の検察官が取り調べ対象者に対し「検察をなめんなよ」「お前らは金のためにやっているのだろうが、こちらは命を懸けているんだ」と脅かしている様子が映像で明らかにされました。今は司法当局の取り調べの模様は録画、録音され、場合によっては公開されることがあるので、この事件で無罪になった被告側がその公開を要求したようです。
で、最高検察庁はこの取り調べ方法に対し「やりすぎ、不適正」と認定したとのこと。ですが、小生は第一感として、この程度の発言ではやりすぎだとは思いませんでした。この事件の被告はたまたま無罪となったため、無罪の関係者に対して取り調べが厳しすぎるのではないか、意図的に事件を作り上げようとしているのではないかとの印象を持たれました。ですが、それはたまたま無罪事件であったからで、一般の事件で黙秘ないし虚偽の発言を繰り返す被疑者、被告への取り調べではこのくらいの発言があっても全然おかしくないと思います。
一般に警察でも検察でも、猫なで声だけの取り調べなんてありえないでしょう。時には声を荒げる、脅し文句を言うのは常套手段です。「なめんなよ」ぐらいがどうしていけないのか。脅しがなければ本当に取り調べ側をなめる被疑者、被告もいるでしょう。今回のケースでは、別段、胸ぐらをつかんだり、手を挙げたりしているわけではない。あくまで言葉だけの問題ですから、小生は大阪地検の検察官のやり方は十分許容範囲内だと思います。
和歌山のドンファン富豪を殺したとされる事件で裁判を受けている元妻の被告も一貫して犯行を否認しています。和歌山と言えば、あのカレーによる集団殺人事件の女性被告も無罪を主張しています。事件後に簡単に犯行を認めるような人なら、もともと重大事件など起こさないものでしょう。極悪犯、大量殺人犯は得てしてしたたかです。ある意味筋金入りの人間なのですから、いろいろな形で取り調べをするのは道理にかなっています。
「検察なめんなよ」くらいで取り調べ側が特別公務員暴行陵虐罪などに問われていたら、取り調べ側は委縮してしまい、今後重大な悪を見逃す恐れすらあります。今回の件で、取り調べ側はどうか縛りなど感じず、悪者をあくまで強気で攻めて、立件して欲しいと思います。
上の写真は、今日(12月29日)朝の横浜・野毛山公園の風景。池にはサギとカモがいて、水面に映る姿が可愛い。丘の上ではまだカエデの紅葉や、寒いのに、健気にも満艦飾で花を咲かせている寒椿も見られます。