ある大学で、中国人留学生に日本語を教えています。
日本に留学できる彼らの境遇は、小生の大学時代には考えられないほどの裕福さ。アルバイトをしない学生もいて、まさに金満中国を具現しているような状況です。
その彼らに長征のことを聞きました。ほとんど何も知らない。
さすがに、政権党が共産党であることは知っていますが、その党の歴史、生い立ちについては何も。中国のその昔は政治闘争、政治闘争で、そのときの政治情況を知らなければ、生きていけなかったが、今の子供たちは政治に縁なく、金儲けだけ考えればよし。
中国もいい時代になりました。しかし、文革世代の小生らは、まだ、中国共産党にこだわります。彼らが政権を取る前はどうだったのか。
それについて、インディケーションを与えてくれるのは長征。3年前の延安、2年前の井岡山、瑞金、昨年の遵義、赤水に次いで、今年も四川省に長征をたどる旅。あの濾定橋、大雪山、大湿原を見て、毛沢東や朱徳、周恩来の謦咳に接したいと思います。
以下の写真は昨年、貴州省に行ったときのものです。