つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

まだ日本人労働者を欲しがるハワイ

 日本の梅雨を嫌ってと言うと、ちょっと気障な感じがしてしまうのですが、6月末から7月初めにかけて一週間ほどハワイに行っていました。帰ってきてしみじみ思ったのですが、やはり日本の梅雨はうっとおしい。それはハワイにはあまりにも青空があって、燦々とした陽光があり、しかも乾燥しているから、なおさらそう思うのです。
 小生、ハワイにはもう何度も行っていますし、オアフ島に限らず、北部のカウアイ島、それにマウイ島、ハワイ島にも滞在したことがあります。それぞれ特徴があって素晴らしいのですが、特に日本人に案外知られていないカウアイ島は、西部にグランドキャニオンのような大渓谷があって見事な景色。変化の富んだハイキングが楽しめる島です。
 今回は、オアフ島に限定しました。そこで、初めて島内周遊というのをしてみましたが、北部などは繁華街のホノルルと違って、広大なパイナップル畑のほかに、手つかずの大自然がまだ残っていて、これはまだまだ開発の余地がありそうだと、まるで不動産屋さんのような感じを持ちました。
 ハワイにはもうクレージーなほどここが好きだという日本人が多くて、いろいろなところで働いている人に出くわします。それでも、まだ日本人の働き手は足りないようで、島内巡りのガイドのおばさんは「(ハワイで働きたいという人は)私に名前と住所と連絡先を残しておいてください」などと半分冗談、まじめ半分(?)でわれわれに話していました。
 小生もできれば、2、3年ハワイに滞在してみたいと思いますが、仕事を求めるにしては、売り込むべきスキルもなければ、能力もない。残念ながら、手持ちの金の持ち出しで滞在するしかないのですが、でも2、3カ月程度でも、もし仕事もなく、毎日ここにいたとしたら案外退屈してしまうかも知れません。やはり、人間、体力と脳の働きがある限り、適当に忙しい方がいいということでしょうか。
 下の写真は、ホノルルのワイキキビーチで撮ったもの。繁華街に隣接しているのに、浜辺も海水もきれい。いつ来ても、本当にこの海岸は素晴らしいと思います。