プロ野球の各チームは、今年もキャンプが終わり、オープン戦のシーズンに入っています。まだ、始まったばかりなので、その力量を問うのは難しい感じがしますが、有力選手が大リーグに行ったことで、戦力は結構拮抗してきているのではないかと思います。ただ独り、他球団の有力選手を引きぬいた巨人を除いて。
贔屓にしている楽天はどうだろうか。投手陣は、やはり岩隈が抜けた分だけちょっと層が薄くなりました。大黒柱は田中マー君だとしても、2番手、3番手のローテピッチャーが見当たりません。ラズナーは今期、クローザ―に回るそうで、そうなると、マー君のほかの先発の柱は永井くらいかな。3番手は塩見や長谷部に期待したいけど、塩見は先日のオープン戦でいいところなかったですね。新たに大化けする選手が望まれますが、見当たりません。やはり新外国人に期待するしかないですか。
打者の方も新戦力が読めませんね。ベテラン組では相変わらず、松井がそこそこ活躍するでしょうが、同じ帰国組の岩村は期待できそうにないし、鉄平や草野、中村ら楽天草創期のメンバーもなにか覇気が感じられない。新戦力がないとしたら、山崎のようなロートルが抜けた分だけ、全体的に戦力ダウンの印象は拭えません。となると、今年もＡクラスは無理でしょうか。
横浜住まいの小生としては、ＤＥＮＡベイスターズも気になるところ。経営者が代わって新球団になったのだから、大化けしてほしいけど、ここも監督がやたら目立つだけで、選手はさっぱり表に出ず、新戦力になりそうな人もいません。せめて、中畑監督が来たならば、元巨人の松井辺りを取ってほしかったけど、行き先が決まらない松井も米国に行ってしまったようで、やはりＤＥＮＡは嫌なのかな。
このチームは、楽天よりもさらに投手力が弱いですね。プロ野球は140試合の長期戦ですから、勝ち抜くには投手力がかなり大きな要素を持っています。年間10勝以上できるローテの軸になりそうなピッチャーは3人必要ですが、このチームから一人としてそんな選手が浮かんできません。一番有名で軸になりそうな選手が三浦大輔ということでは、かなり心もとない感じです。
となると、やはり今年も最下位脱出は無理ですか。最下位に低迷したときに、中畑はどんなパフォーマンスを見せるのか、そんなことばかりが気になります。
下の写真は、宮城県塩釜市の魚市場。ここでは、魚屋さんから生の魚を調達し、市場内の食堂でご飯と味噌汁だけを買って食事できるシステムがありました。
