つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

会師場所にいたかわいい少女

前回は、汚い話を書いてすみません。でも、これが中国の現実であることをご理解ください。中国は、なんか、えらそうな顔して対日批判を繰り返しているけど、このトイレの絵は、そんなことよりお前たちにはもっとすることがあるだろう、という小生の間接的なメッセージでもあるのです。
雲泥の差ではないですか、ウン(…)のあとは雲の話をしましょう。長征途上で、毛沢東の第一方面中央紅軍は四川省に割拠していた紅軍第4方面軍と会師(軍同士が交わること)します。両軍が最初に会った場所は、やはり同省の山奥にある達維という場所です。そこに行くと、記念の石碑の周りに少数民族の子供たちが群れていました。
実は、彼らは単にそこで遊んでいるのではなく、その場所を訪れる観光客に長征の故実を説明する”ガイド”役を果たしているのです。彼らは、そのガイド料としていただくいくばくかの金を、学校の授業料、給食費の足しにしているのです。涙ぐましい話ではありませんか。
その子供たちの中に、下の写真の女の子がいました。かわいいし、純真だし、見ていてたまらない少女です。子供のいない小生など日本に連れて帰りたいと思うほどです。こんな子供に「パパー」「おとうさん」などといわれたら、何でもしてあげたくなってしまいます。当の女の子にはそんな気など微塵もないでしょうが…。
ですから、陰ながら、この子の将来に幸あれ、と祈らざるをえませんでした。