つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

香港で山海径倶楽部の同窓会

 11月21日から25日にかけて、香港に行ってきました。香港は10年前まで5年近く住んでいた町。友人も多く、懐かしいので、最低2年に一度は訪れていますが、今回は、香港時代に一緒にハイキングしたり、100キロトレール走をしたりで楽しんだ香港山海径倶楽部の同窓会にタイミングを合わせました。山海径倶楽部は、この日記で前にも紹介しましたように毎年1回、秋に日本の山で同窓会を開いています。ですが、今年は10年目の節目ということで、5年目と同様、香港での開催となりました。
 日本から駆けつけたOBは13人ほど、そのほか、現時点で香港の山海径を楽しんでいる現役組が20人ほど。総勢、30人以上が集まり、昼間は郊外の山を歩き、夜はうまい中華料理に舌鼓を打ちました。OBであれ、現役であれ、同じく100キロトレールを歩いたか、そのサポートに回った仲間であり、顔を知らなくても、一度話し出すと、その思い出で夜のふけるのも忘れるほどです。もう、同志という感じであり、それはあたかも大学時代の体育会倶楽部のようでもあります。
 今回の山行では、われわれが現役時代に拠点にしていた大浪湾の奥にそびえる急峻な山シャープピークをターゲットとしました。現役時代に何度登ったことでしょう。頂上から見る360度の海と山と湖の景色は、日本の3000メートル級の山にも引けを取らないすばらしいものがあります。この景色を実に10数年ぶりに拝むことができました。下の写真は頂上から海にせりだした岬方向をバックに撮ったもので、360度の一部でしかありません。あしからず。
 同窓会で山行に付き合ってくれた香港の仲間に感謝、一緒に遊んでくれたOBたちに感謝。そして、山登りができる現在の健康な体に感謝。