つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

二重国籍に野田幹事長、恥の上塗り

 やはり民進党は愚かな党だったですね。二重国籍で世間の批判を浴びている蓮舫女史を代表に選んだばかりか、幹事長に野田佳彦元首相だって。何を考えているのだろう。野田元首相は意味もない解散、総選挙して民主党を下野させた”A級戦犯”ですよ。そんな人を再び執行部に選ぶなどというのは、同党にとって恥の上塗り以外に何ものでもないと思うのですが、、。
 確かに、党の代表をしていた人が幹事長になったケースは自民党にもありました。つい最近まで同ポストに就いていた谷垣禎一氏。でも、彼は首相にはなっていません。首相までした人が再び幹事長に就くのは前例がありません。蓮舫氏は野田氏の派閥の系統、ですから、野田氏は幹事長として女史を牛耳ろうとしているのが見え見えです。でも、自分が民主党政権崩壊の原因を作ったことを忘れ、まだ権力に恋々としているのは滑稽です。
 蓮舫女史はあれだけ二重国籍を否定していたにもかかわらず、代表戦直前になってこれを認めました。最近になって台湾代表処に照会して分かったようなことを言っているけど、小生察するに、恐らく彼女はうすうす二重国籍を知っていたのだと思います。で、最後の段階で、どうせ後々バレるならということで、公にしたのでしょう。
 日本の民進党が台湾系の蓮舫女史。今、台湾で政権の座に就いているのは民進党蔡英文女史。これを見る限り、台湾つながりで日本の民進党は台湾の姉妹党(もちろん妹の党)かと錯覚されてしまうのでは。それは日本の民進党にしてみれば業腹でしょうし、台湾民進党にとってもいい迷惑だと思います。
 多くの日本人は台湾の民進党に対して良いイメージを持っています。親日的な政党ですから。それに対し、蓮舫女史は外省人台湾人の子弟。反台湾民進党だと思うし、大陸にシンパシーを感じる大陸中国寄りの政治家だと思います。「日本に生まれ、日本人を選択した」などと言ったところで、実際に外国籍を残していた事実を見ると、多くの人は国家帰属意識を疑ってしまうでしょう。
 そういうマイナス点を持ちながら、結局、民進党の多くの議員、党員が彼女を選んだのですから、小生に言わせれば、選挙民を無視した愚かな選択としか言いようがありません。いずれ、世論調査をしてみれば分かるでしょう。蓮舫女史への期待感がほとんどないことが。参院東京都選挙区でトップ当選しているからと言って、全国区の人気があると思うのは僭越です。

 上の写真は、四阿山登山に向かう途中寄り道した小諸市の北国街道宿場町「海野宿」の街並み風景。