つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

PC、こんなもの誰が発明したのか

 いやー、驚きました。一昨日夜、原稿を書いていたところ、PCのキーボードの一つ[I(アイ)」の盤が壊れ、外れてしまいました。つまり、アイ(愛?)を失った男。接着剤で着けようとしましたが、もう針の部分が欠けてしまったようで、着かないし、接着してもうまく動きません。PCとしては寿命なんでしょうね。打ちやすいNECのPCで、キーボードが大変気に入っていたのですが、寿命である以上捨てることにし、昨日新しいPCを求めました。
 でも、再三思うのですがPCを取り換えるときにはものすごく手間がかかります。メールや住所録のソフトを移したり、プリンターをインストールしたり、お気に入りのサイトをまた掲示したり、さらには単語登録もし直したりと面倒くさいことこの上もない。しかも今、小金稼ぎのために書かなければならない原稿が山盛り。そのために、昨日はこのブログも書けないほどでした。
 何が一番面倒くさいかと言えば、サイトを新PCに移動するとき、マイクロソフト社やヤフー社が「あなたのユーザー名、パスワード(PW)は何か」と聞いてくること。そんなもの、遠の昔に忘れてしまっており、思い出せるわけがない。これまでいろいろなところでPWは要求されるので、だいたい使うのは2、3に統一していますが、それでもダメ。いったいどんなPWを使ったのやら。
 また、マイクロソフト社は新たなPWを要求してくるのですが、条件が厳しい。英字の大文字、小文字を2つ以上、しかも複数、数字も入れて9文字以上というのです。これまでそんなPWなど考えたこともないので、苦労します。第一、そんなもの覚え切れるのか。次に請求されたときにきちんと書き出せるのか、難しいですね。こういう過剰な要求のPWは止めてほしいです。
 実は、NECのPCのキーボードが気に入っていたので、最初は直そうと思ってソフマックに相談に行ったのですが、「メーカーに取り次ぐしかない。しかも、製品は5年以上たっているので、メーカー側で部品があって直せるかどうか分からない。でも、取り次ぐだけで3800円かかる」と言われました。無駄になるかも知れないことに3800円出すのはばかげています。
 店にしたら、修理に出させるより、商品を買えということを言外に匂わせているのだと思います。が、よくよく考えてみれば、PCの部品維持が5年程度ということは、PCの寿命ってせいぜいそのくらいの年数に考えられているのでしょうか。これには驚いてしまいます。年金生活者にとっては、国産なら10万円以上、海外産でも5万円くらいするPCをそんなに簡単に取り換えるわけにはいきませんから。
 それにしても、われわれが学校で学んだ時代は、コンピューターのコの字もなかった。それなのに、今ではこれがないと夜も日も明けない。なぜこんな時代になってしまったのか。PCは確かに小生のような物書きには便利なツールですが、機械に縛られる不快さ、辛さもまたしみじみ実感できます。特に、PCが壊れたり、原稿が機械上で紛失したり、さらには新しいPCに換えたりするときに。

 上の写真は、銀座シックス前の歩行者天国風景。過日、大学の友人との昼メシ会で銀座に行ったときに、ついでに覗いてきました。横浜みなとみらいビルのショッピング街とあまり変わりないという印象です。