つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

戦争を避けるにはこの方法しかない

 北朝鮮が米グアム島に向けてミサイルを発射すると脅し、それに対し、トランプ大統領も売り言葉に買い言葉で応じています。究極のチキンゲームであり、1962年のキューバ危機を彷彿とさせるものがあります。あの時は東西二大大国の激突で、第3次世界大戦が起きるのではと言われていたけど、今回はそれほどの緊張感はない感じがします。
 というのは、北朝鮮金王朝の独裁的な支配で、一般国民の心理と乖離しているという側面があるからです。世襲指導者にもともとそれほどの支持があったとも思えません。若年でぶの刈り上げ君にすれば、自らの力強さを誇示しないと、権力者でいるレーゾンデトルを欠くことになります。ですから、常に緊張状態を作り出すことが必要なのです。
 いつも広場で軍隊などの大群衆を並べてさも大きな力が支えているように見せていますが、これはこけおどしにすぎません。広場に並べられた群衆、あるいはよそ行きの衣装を着て広場で踊っている男女らは強制させられているだけであって、真に金正恩閣下のために命を投げ出すとは思えません。早い話、刈り上げ君一人を葬ってしまえば、問題はすぐに解決するということです。
 であれば、大規模な戦争などしなくとも、ひそかに指導部内の反金勢力、人物を篭絡しクーデターをさせるか、暗殺団を送れば済む話です。米国の暗殺団はパキスタンにいたビン・ラディンに対し送られた前例があります。あるいは、昔、レーガン大統領がリビアカダフィー大佐にやったように航空機による一点攻撃を仕掛ける方法もあります。
 米国はすでに中国とロシアに対し、金正恩の個人的な抹殺で了解を取っていると思います。問題は、刈り上げ君がクーデターや暗殺を恐れて居場所を転々としていると思うので、その確定が難しいことです。地下要塞などに閉じ籠っていると攻撃も容易ではないかも知れません。
 でも米国には、バンカーバスターのような地中貫通爆弾があります。あれを使って抹殺するか、そうならないまでも相手に極度の恐怖心を起こさせる方法を取るべきです。そうしないと、スイスの平和の中で贅沢三昧に育ち、戦争の恐怖を知らない刈り上げ君はずっと有頂天のまま、世界を威嚇し続けるでしょう。
 刈り上げ君の脅しはもうたくさんです。今こそ、決着をつけるとき。ヒットラーの脅しに屈してその後どうなったかというミュンヘン会談の教訓を思い出し、肝に銘じなければなりません。

 上の写真は、川原毛大湯滝に入る駐車場にある案内板。