つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

ババ・ヴァンガの予言は当たるのか

 正月はいつもそうなのです。何かまとまったものを書こうと思っているのですが、終わってみればダラダラとした日々になっています。今年の三が日も遅く起きてテレビを見て、到着した年賀状の整理をして、GYAOの映画を見たりして、一日が終わるという毎年同様のパターン。そして、週末金、土曜日は東京に出かけ、渋谷・BUNKAMURAで開催された小椋佳のコンサートを見たほか、友人と新年の酒飲みとカラオケ。そんなこんなでブログを書くこともできませんでした。
 それはともかく、いったい2019年はどういう一年になるのか、ネットでさまざまな話が出ていますが、中でも面白いなと思ったのは、ブルガリア出身の盲目の女性予言者ババ・ヴァンガさんの未来予想でした。1911年生まれのヴァンガさんは戦前、かのヒットラーからも予言をお願いされたと言われる人。1996年に亡くなる前までに、今後数世紀にわたって起こるべきことについてさまざまな予言をしており、2001年の9・11米同時多発テロや過激派組織イスラム国(IS)の台頭なども当てています。
 その彼女は、今年は結構激動、波乱の年になると予言しています。その一つは、ロシアの指導者が警護する保安隊員から襲われるというもの。すなわち、プーチン氏の危機を予言しています。さらにロシア国内に巨大な隕石が落ちることが分かり、政府はその対策に追われるという内容。また、中国の指導者、つまり現在の習近平国家主席も暗殺の危機に見舞われるだろうと言っています。
 米国の指導者、すなわちトランプ大統領に関しても、激しい音響攻撃を受け、嘔吐や耳鳴り、脳障害を感じ、場合によっては聴力を失う可能性を示唆しています。大統領の家族が自動車事故に遭うとも言っています。超音波攻撃は、現実にキューバの米国大使館でありましたから、今後ないという保証はありません。
 さらにヴァンガさんはアジアで大津波の被害があり、欧州では経済危機が訪れるとも予言しています。なにやら世界中が混乱に巻き込まれそうな予言ですが、大津波は最近インドネシアで発生し、400人以上が死亡しており、ある程度当たっていますし、欧州は3月末の英国EU離脱後の混乱を予測しているのかも知れません。
 指導者に降りかかる災難を予測することは非常に難しいですが、プーチン氏にしろ、習近平氏にしろ、国内を強権をもって相当厳しく締めついていることから、その反発が出てきてもおかしくない状態です。特に、習氏に関しては過去に6回暗殺未遂事件に遭ったと言われており、事件の再発が考えられないこともない感じがします。今の中国、ロシアの締め付けをヴァンガさんが20年以上前に予測したのかどうかは分かりませんが、不気味な予言です。
 でも、幸いなことにヴァンガ予言はノストラダムスの大予言と同じように、曖昧模糊とした表現で書かれており、いかようにも取れるものが多い。またこれまでの予言の中では、かなり的外れ、当たっていないものもあったと言われていますから、それほど目くじらを立てることもないと思います。でも、何となく今年は、1990年代のノストラダムス同様、ヴァンガ予言が注目されそうです。

 上の写真は、昨年12月初旬に出かけた熱海伊豆山の日経保養所前で見た紅葉。