つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

「来年初頭、中国に劇的変化の兆候あり」と予言者

中国の共産党大会が23日に終わるのは分かっていたし、最終日に習近平が子分を政治局常務委員に引き込むのもある程度分かっていたので、気持ちの持ちようとして海外ニュースを見たくもなかった。それで、信濃の方に旅行していたところもあります。習の得意満面な顔など見たくない。彼があと5年、中国の支配者であれば、中国の地獄だと思います。チャイナウオッチャーの小生としても中国に行きにくくもある。中国当局はこれまで15人以上の日本人を容疑内容も示さず、スパイとして逮捕、監禁しているのですから、怖いです。

 中国の第20回党大会体制の人事には触れません。面白しろくもおかしくもない、所詮、表面的には習近平のワンマンショーでしかなかった。それにしても、李克強、汪洋、胡春華共青団は何をしているのか。全部主要幹部ポストから外されてしまったのに、何の抵抗もしないのか。さらに、江沢民系の幹部はおとなしく黙っているのか。いかに軍、警察の暴力装置を習が抑えているからと言って、このまま習体制を認めていいのか。江沢民自身も、曽慶紅も、韓正ももう少し頑張るべきでしょう。そんな中、胡錦涛国家主席が大会会場からの強制退席を嫌がって最後の意地を見せたのが救いでした。

 ところで、このまま習体制は今後5年間続くのか。中国人民も含めて世界の大多数が望んでいないのに、習があと5年、さらに10年続けたら、世界の悲劇です。でも、そうはならないと小生は思っています。根拠は、これまで7割の的中率を誇る英国の預言者クレイグ・ハミルトン・パーカー(68)の近未来の予言です。驚くことに、彼は、今後10年以内に中国の劇的変化が訪れるとし、その兆候は2023年初頭に現れると予言しています。10年以内だったら、小生もまだ生きていられそうだから、劇的変化が見られそうです。

 なぜパーカーの予言を信じるか。彼は、2016年6月の英国国民投票でのブレグジット(英国のEU離脱)の結果や、2016年11月の米大統領選挙では、大方がヒラリー・クリントンの勝利を予想した中で、トランプの当選を当てていました。また、2021年年末、翌年2月のロシアによるウクライナ侵攻、そして西欧(NATO)が一致団結してウクライナを支援することも予言していました。さらに驚くことにパーカーは、今年下半期にエリザベス女王が身罷るとも言っていました。

 一番知りたいところですが、パーカーは中国の劇的変化の兆候について詳細に語っていません。でも今次党大会で、習近平が子分引き上げの強硬人事を行ったことを見れば、大方は予測できるでしょう。党中央内にひびが入り、これまで一枚岩を誇ってきた(事実はそうじゃないが……)共産党に激しい党内対立、覇権争いが生じるということです。初頭と言えば2月までですね。それから読むと、中国では例年3月に国家、国務院のポストを決める全人代がありますから、その時期を狙って反習近平派が動くということでしょうか。

 パーカーは、ウクライナ戦争については、1年半から2年まで続くと述べ、長期戦を予想しています。さらに、一つ不気味なのは、日本近海の話。硫黄島周辺で地殻変動があり、海底が1メートルほど隆起して25メートル級の大きな津波が起こり、日本列島を襲うとも言っていること。西之島の噴火を見ると、あながち無理筋の予言でもない感じ。でも、あくまで中国瓦解を信じて、日本への大津波は当たらないよう祈りましょう。

 上方の写真は、ハロウィーンの風景。上は野毛の呑み屋のかぼちゃ、下は小生が住むマンション前の横浜中央図書館にある喫茶店のかぼちゃ。来週はハロウィーンですね。