つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

ポルノ小説家の芸者さんがサイン会

前にこのブログで紹介しましたが、熱海の芸者さんでエロ小説、もといポルノ小説を書く人がいます。下のアドレスにある冴月さくらという人です。彼女の書いた「艶々日記」という本が映画化されることが決まり、今、熱海でロケ中だそうです。どんな小説でも、初めて書いたものが映画化されることは驚きだし、うれしいことだと思います。
その彼女が台風9号がまさに熱海付近に上陸かという時期に、東京に出てきました。銀座の福家書店で、6日夜、サイン会をするためです。その昼、彼女とコリドー街のイタレスで一緒に食事を取りましたが、どういうわけか、彼女の先輩格の芸者さんも一緒。いずれ劣らず、粋な風情を漂わし、昔はさぞかし男を泣かせたのかな、という印象を受けました。
早速、その小説を買わされましたが、まだ読んでいません。小生も文筆業の端くれで、注文原稿があるので、時間がないのです。それ以上に、そんな粋な本を読んで興奮したくもないし。
本人のブログにも触れていませんが、果たして、あの台風の中、どれだけの人がサイン会に来たのやら。せっかく、髪を結い化粧直しして、芸者姿になったのだから、いっぱい来てほしかったです。
下の写真は、イタレスで撮ったもの。ご両者の了解を取って掲載しました(右が冴月さん)。映画化を契機にこの本が売れるといいですね、冴月さん。そして、団鬼六先生(小生も香港時代に知り合いました)を超える作家になれれば、と思います。

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