つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

CATVの社長になった勉強会仲間

higurashi-takanori2007-09-30

小生の参加している勉強会で、東急電鉄系列企業の社長になった方があり、その就任パーティーが9月28日、日比谷のプレスセンター9階で開かれました。
その御仁は、写真の真ん中に収まっている渡辺功さんで、まだ51歳。東急はその中興の祖、五島昇氏がそうだったように、比較的新規産業開拓に熱心な会社で、鉄路に沿って光ケーブルを張り巡らし、沿線に光ケーブルネットワークを作りました。渡辺さんはそのCATV子会社の社長さんになったわけです。
小生とはもう20年以上の付き合いですが、人柄温厚で、誰に対しても決してえらそうな素振りを見せない人。やはりこういう人がトップになるとは、大企業は概して常識的な、無難な人事を選択するものだと感心しながら、友人として誇らしく、喜ばしい気持ちになりました。
今、放送と通信の相互乗り入れが言われており、ネットにPCテレビやスカイプ電話がある一方、テレビももはや空中に電波を飛ばす時代でなく、有線、特に光ケーブルでのサプライの時代に入りました。
小生は、1990年代初め、当時の郵政省を担当していて、ニューメディアを取材していましたが、あのころのニューメディアがもうほとんど消滅し、予測もできなかったような(当時、インターネットもなかった)メディアが今、世の中を席捲しています。この先、この業界もどう進展していくのか皆目分かりません。今後、お時間があったときにでも、ぜひ渡辺さんに10年後のあるうべきニューメディアの姿について、ご教授たまわりたいと思っています。