つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

温泉はやはり白濁がいい

体育の日が絡む連休時期に、栃木県日光の山奥にある八丁の湯という湯治場に行ってきました。下の写真がそのときの小生ですが、お湯は透明系でした。
いつだったか、長野県の北アルプス下の名湯白骨温泉で、白濁の湯が出なくなってしまったことから、温泉の素で着色し、問題になったことがありました。でも、透明の湯に浸かっていると、やはり着色したいと思う白骨温泉の宿屋の人たちの気持ちが分かります。白濁していた方が、秘境の温泉らしいし、情緒があると思うからです。
特に、混浴の場合は、女性は(醜い体形を持つ男性もですが)白濁の湯の中に入ると、体が隠せるので一緒に入りやすいでしょう。ご覧のように、透明系ですと、小生も湯の中でお粗末な体形が分かってしまいます。特に”何”などは、片手で隠せるほどの代物であることが一目瞭然となってしまい、意気が上がりません。
ただ、この八丁の湯は単純泉でなく、硫黄の匂いはするし、湯の花も出ています。体も温まりました。しかし、少しも白濁しないので、ちょっと物足りない感じがあったことは否めません。
われわれが行ったときは、残念ながら紅葉の時期にはまだ早く、かすかに樹の上のほうの色が変わっているだけでした。でも、10月下旬の紅葉の時期にはとても予約が取れないそうです。念のため。