つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

年賀状書きと第9交響楽

higurashi-takanori2007-12-23

毎年、クリスマスのイルミネーションが街にともると、ああ今年も終わりだなーという感慨が出てきますが、それ以上にああ大学の後期授業ももう少し、年賀状を書かなければ、という気持ちが強くなります。その後期授業も先週土曜日をもって終わり、年賀状もこの連休で書き終わりました。
小生が本格的にパソコンを使って年賀状を書いたのは今回で2回目。もちろん、小生のパソコン歴は長いので、これまでも使おう使おうと思ったことが何度かありました。ですが、やはりあて名も文面も手書きに越したことはないと思い、ずっと手書きにこだわってきました。
昨年、一念発起して手紙ソフトの「筆王」を使ってみると、その多様性に驚かされ、なんでもっと早く使わなかったのかと悔やみました。印刷屋以上にデザインが楽しめ、文面も自在に書くことができるからです。デザインソフトには、さまざまなカラーの絵が収められているので、これらを使えば、年賀状にとどまらず、案内状、招待状なども作成できますね。半可通ながら、パソコンには無限の可能性があるのだと改めて思い知らされました。
 昨日22日は、横浜みなとみらいホールで日本フィルのベートーベン第9シンフォニーを聞きました。毎年大晦日に、N響などによる演奏会がテレビで放映されるので、第9は聞く機会は多いのですが、やはり生はいいですね。ベートーベンの交響楽はどれもすばらしいですが、特に聴きなれた第9の主旋律をホールで聞くと、陶酔の世界に引き込まれるようです。
 ただ、残念なのは、ソりストが日本人であったこと。「オーフロイデ」と張り上げる声はやはり西洋人に限りますね。テノールバリトンの男性陣は、何か声帯の違いがあるようで、日本人はやはり迫力を欠きます。それに、驚いたのは、ソリストたちは、第3楽章と第4楽章の合い間に登場するのでなく、第4楽章の演奏中に、それも独唱が始まる直前に舞台に出てきたこと。雑音を出さずに登壇できるからといっても、これでは、オーケストラに失礼ではないかなと思いました。
下の写真は、横浜・伊勢崎町商店街のイルミネーション。右上の写真で一緒に写っているのは、千葉商科大学の同僚英語教師ケビン氏。