つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

帝京平成大学は4月から2校舎に

帝京平成大学は、今年4月から校舎が2つに分かれます。今ある千葉県市原市潤井戸の校舎のほかに、池袋のサンシャインビルの近くに高層ビルの分校舎ができるのです。
潤井戸校舎は、一番近いJRの八幡宿駅からバスで20分以上かかるところ。千葉生まれの小生にしても、こんなところが千葉にもあったのかというほどの僻地です。一方、池袋の校舎はまさに都会の真っ只中。同じ現代ライフ学部の学生は、希望によってこの2つの校舎に分かれるのです。他の大学のように、教養部と専門部が違う校舎ということはありますが、同じ学部の同学年で真っ二つに分かれるのは初めてのようで、小生もびっくりです。
小生の教え子である2年生の中国人留学生たちもどちらに行くかの選択に迫られました。池袋は中国人の多い街として知られており、アルバイト先もたくさんあるでしょうから、学生全員が池袋を希望するものと思いましたが、あにはからんや、市原を希望する学生も結構いるのです。そこで、下に写っている学生たちも、この学期を最後に二手に分かれてしまうのです。
小生は、横浜在住ですから、通勤に2時間半もかかる市原よりは湘南ラインで1時間で行ける池袋を希望しているのですが、まだ、学校側から処遇について通告を受けていません。ただ、市原に残るにしても、池袋に移るにしても、この仲間の何人かとは別れなければなりません。いつでも会える距離とはいえ、ちょっとさびしい感じがしています。
一方、3年生の留学生はほとんどが市原残留が希望です。それは、卒業まであと少しであり、今さら、引越しも、環境の変化も望まないということでしょう。十分、理解できる理由です。
名前はもちろん、性格も、仕事(アルバイト)、勉強ぶりも分かった子供たちと別れるのは辛いですね。ただ、小生とは違って、学生たちはもっとドライなのでしょう。もっとも、未来がある若者が後ろを振り返って、いつまでも感傷的であるようではいけませんが、、。