つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

私は見た!「茨城県沖」発生前の地震雲

higurashi-takanori2008-05-11

 5月6日、長野県栄村から関越自動車道で、帰宅途中のこと。午後5時過ぎ、湯沢から上越国境の谷川岳方面を見ると、へんな筋雲が出ていました。同乗の友人は「飛行機雲にしてはおかしいね。多分、地震雲ではないだろうか」と言うのです。彼は、科学者ですから、小生も「彼の言はさもありなん」と思い、数枚写真を撮りました。それがここの2枚の写真です。
 でも、半信半疑でした。ところが、帰宅して翌々日の未明1時45分ごろ、茨城県沖を震源とするマグニチュード6の地震が起き、茨城県や栃木県では震度5弱を記録しました。小生はその前夜11時過ぎに寝たので、発生時はすでに真夜中でしたが、激しい揺れに起こされました。ニュースによれば、茨城県では7日夕刻より小刻みな地震が頻発してしたそうで、日曜日ごろからすでに地震の予兆があったのです。すなわち、われわれは見たあの雲はやはり紛れもなく地震雲だったのです。
 あの雲を見たことで、小生は地震の前にはかならずへんな雲が出ることに確信を持ちました。空はロマンチックに眺めるだけのものではないのです。何かの前兆、もっと哲学的に言えば啓示を与えているのではないかと思うからです。