つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

充実感、メリハリない一年でした

 毎年、年末に年賀状を書き終わると、ふと今年一年のことを振り返ります。何があったのだろう。翻訳を分担した本は出版したが、結局、本は書けなかった。毎月の雑文にプラスして、情報関係の雑誌、冊子に追いまくられるように原稿を書いたのですが、十分な量とは言えない。ジャーナリストと名乗って書き手を続ける身には納得のいく一年ではなかったような気がします。
 ただ、大学の非常勤講師をしていると、その予習、テスト、採点付けなどがあり、学期の最中は結構それに追われる。さらに、週3日半の翻訳会社の仕事では、それに集中するので、プライベートの原稿など書きようがない。特に、毎月自宅に来る雑誌は、有料、贈呈を含めて20数冊、それをまんべんなく読んだりすれば、時間がなくなります。そんなこんなで毎日が忙しさにかまけて過ぎていったように感じます。
 貧乏暇なしとはよく言ったものですが、一年のたつのが早く、ゆっくり考えたりする余裕がないまま、今年もまたまた年末を迎えてしまいました。人生、忙しさがあるうちが華さ、毎日が日曜日だったらそれこそ考える力も出てこないよ、という考えもあります。そう思えば気休めになりますが、充実感のなさは否めません。
 来年はもう少しメリハリのある時間の使い方をしたいと思っています。休む時は1週間以上、南国に泳ぎに行きいくなどしてしっかり休み、仕事するときは徹底的に働き、著書などの形あるものを残したいと思っています。ですが、やはり来年も LIFE IS AS USUAL でしょうか。
 下の写真は、10月に移った桜木町の新マンションの真ん前にある野毛山公園の紅葉。ちょうど11月末から12月初めごろが見ごろでした。