つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

勉強会仲間の受賞パーティー

 小生が毎月一回出席している勉強会「おつな寿司セミナー」のメンバーが書いた論文がこのほど、東洋経済新報社の「高橋亀吉記念賞」を受賞。その記念パーティーが2月13日、日比谷の日本プレスセンターで開かれ、セミナーの仲間を中心に50人ほどが集まりました。この日は13日の金曜日キリスト教徒にとってはいやな日なのでしょうが、受賞者は伴天連でもなさそうだし、x回目の誕生日を迎える日でもあるということでこの日が設定されたようです。
 晴れの受賞者は、某大企業にお勤めの大沼伯史さん。受賞の論文は以下にリンクしましましたので、ご興味のおありの方はぜひご覧になってください。小生のような門外漢が蘊蓄を傾けてもしょうがないので、内容には触れません。なんでも企業のイノベーションに必要な要件について論を展開しているような感じです。企業人でありながら、こうした論文を書くという若々しさに頭が下がります。
 小生は本来、この時期に沖縄に旅行しようと計画していましたが、翻訳会社の方で、12日に小生を必要とするのっぴきならない事情が生じて旅行をキャンセル。それでは13日の大沼さんのパーティーにもぜひ出席しようと思って幹事に電話したら、司会の手伝いをしろと厳命される。大沼さんは、セミナーを通して古い友人ですし、新橋駅で偶然会って「では居酒屋へ」という仲でもあるので、喜んで引き受けました。
 下の写真は、パーティー冒頭で、セミナーの会長でもある作家の加藤廣氏があいさつしているところ。加藤さんは今年一回目の直木賞の受賞がうわさされていたのですが、実現せず、それを引っかけたように「私はしょせん、しょう(賞)のない男」などとダジャレを飛ばしていました。ちなみに、真ん中が大沼さん、左側はメーン司会者の番井奈歩さん。番井さんは大沼さんの横浜時代の知り合いで、FM新潟やFM横浜でパーソナリティーをしていた方です。
 このあとは、セミナーの仲間、さらには大沼さんのご自宅がある田園調布のご近所の方が祝辞を述べられました。実は、大沼さんは独身なので、結婚式の経験がないわけですから、自分が主役になるこうした晴れがましい席は初めてではないかと推察されます。(そうでもないか)そんな席に、小生も司会者の一員として協力できたことは幸いでした。

大沼さんの論文
http://www.toyokeizai.net/corp/award/takahashi/2008/onuma.php