つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

ノー天気鳩山、安保無視の社民党は不要

 鳩山首相というのはやはりノー天気なのでしょうね。普天間基地に代わる新たな移設先について、記者会見で、「5月には立派に決まります」などと自信たっぷりに話していましたが、約束の5月まであと2月余になったものの、一向に具体名が挙がっていません。それにもかかわらず、最愛の妻と一緒に観劇したり、居酒屋に行ったりと移設先を決めようとする真剣さはとても感じられません。
 あるいは、われわれの分からないところ、水面下で激しい動きをしているのかとの期待もありますが、どうも、諸般の様子を見る限り、そんな感じもなさそうです。民主党政権交代したのはともかくとして、首相としてはわれわれはとんでもない、最低の人を担いでしまったようです。
 移設先決定の期限は5月というあの約束をした1月以来、唯一の変化と言えば、参院自民党から民主党国民新党に移った議員がいて、現段階で、参院社民党議席がなくとも過半数が確保できることになった点。つまり、普天間基地沖縄県外、できれば国外とほざいている社民党の主張に考慮する必要がなくなったのです。
 これは、実にめでたいことでしょう。社民党が連立から出ても、2党のすり合わせのみで国会通過できる案が捻出できるからです。結局、市長選挙では基地移設反対派が勝利したけれども、やはり元に戻って名護市辺野古に移るのがいちばん自然な流れではないでしょうか。ただ、自民党時代の海上案では自然破壊という批判が出るのであれば、キャンプ・シュワブの陸上周辺部に候補地を探す、これだと2党は賛成できるのではないでしょうか。
 問題は社民党です。「市長選の結果から名護市への移設は絶対認められない、辺野古ならば連立離脱」という福島党首と、「連立は離脱すべきではない、シュワブの陸上案なら折り合える」とする又市副党首、阿部知子政審会長が対立しているとのうわさが流れています。特に、福島、阿部の女性2人は犬猿の仲といわれ、収拾つき難しの感があるとのこと。ま、おもしろい展開になりそうです。国の安全保障に何の関心も持たないような政党は、党内対立を深めるでも何でもして、できれば、なるべく早く消えてほしいです。
 下の写真は、青森のりんご農家で、りんごの優良、不可の選定に当たる中学生。彼は野球部員で、アルバイト代はクラブ活動の足しにしているそうです。若い時からこうした労働の習慣を身につけておくことはすばらしいことだと思います。