つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

死に際に見たいものは?

 いつも難い話ばかりなので、きょうは下ネタをかまします。小生の香港時代の山仲間である「香港山海径倶楽部」の一斉メールサークルで最近、流布したものです。

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祖父の最後を見取るため、病室に家族全員がそろった。
僕が「なにか最後に言いたいことない?」って訊いたら、じいちゃんは虫の息のような声で、「そそが見たい」と言った。
(そそ)とは女性のアソコの別名で、「じいちゃんスケベだったからな〜」と思いつつ、さすがに「えらいもん聞いてもうた」と思った。
早速家族会議が始まり、「どないしよ、どないしよ、看護婦さんに頼む? そら無理やわ」って話してたら、兄嫁が「私でよければ…」と言ってくれたので、皆悩んだ末、「お願いします」となった。
後で聞いたら、昔、兄の借金をじいちゃんが立て替えてくれた恩返しだったらしい。
兄嫁は「失礼します」と言ってベットのじいちゃんの顔の上に… 2〜3秒過ぎて「じいちゃん満足か?」って訊いたら、「そそやない、外や」って。

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 「兄嫁が、昔、夫の借金返済で世話になったから」という身につまされる話が入っているし、全体になぜか温かみがある会話だし、こういうの大好きです。女性のアソコというのは、地方によっていろいろ別称があるようで、それに関する下ネタは数多いですね。実は、この話の原型は落語にあるんですね。津川雅彦監督、中井貴一主演で映画にもなりましたし、、。それでも、笑えますね。
 下の写真は、いまだ桜が咲かない小生自宅近くの横浜桜木町大岡川周辺。提灯が用意されており、あとは開花を待つだけという感じです。このアングルで、桜が満開になったところを後日掲載します。