つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

祝賀に水差した韓国の嫌がらせ

 小生は極端な民族主義者ではないし、別に東京オリンピックになったからといって何か得になることもないけれど、今朝の2020年東京オリンピック決定はとてもうれしかったです。素直に日本人として。多くの国民が感じるように喜びの気持ちが本心から湧いてきました。
 多くの国民は早朝からテレビで実況を見ていたようですが、実は小生、あの瞬間寝ていました。申し訳ない。香港時代の山仲間10数人と筑波山に登り、そのあと筑波山ろくのコテージでバーベキューパーティーをし、そのまま登山の疲れと泥酔のために、早朝起きることなどできなかったのです。
 コテージにはテレビはなかったのですが、朝早くワンセグを見ていた仲間がいて大騒ぎしていました。こちらは熟睡していましたが、この大騒ぎに起こされ、一緒に日本の勝利を祝いました。夕方自宅に戻り、改めてテレビを見ると、日本国中がこの喜びに沸いていて、改めて「よかった。よかったな」と実感した次第です。
 マドリードイスタンブールが相手では、まあ東京が有利かなとは思っていました。マドリードは、財政問題より、前回がロンドンであり、同じ欧州の国が南米のリオデジャネイロを1回おくだけの開催では地域的に片寄りすぎているし、特に2024年のパリ開催を狙っている仏語圏が反対するだろうと感じていました。
 ですから、手ごわい相手は「イスラムで初めて」のイスタンブールだったでのしょう。「…で初めて」はこれまでの開催地決定過程を見ても、根強い理由になっていたので、トルコにかなりの票が流れるのではと予測していました。ですが、意外にも決選投票では圧勝となりましたね。
 日本にとって有利だったのは、トルコの隣国シリアの内戦が激しくなり、米軍の参戦も予想され、トルコ東部に大量のシリア難民が流入。同じイスラム国家同士でしかもシリアに近いトルコは危ない、やはりイスラム国開催は危険という雰囲気が非イスラム、先進国出身のIOC委員の間で蔓延していったことではないでしょうか。
 ところで、中国と韓国は最後までマドリードに入れたとか。しかも、韓国はこの投票の前々日に、わざわざ原発の汚染水問題を世界的にフレームアップするため、東日本産の水産物は輸入しないと発表していました。まあ、日本嫌いの国だから、何でもやると思っていましたが、それにしても露骨ですね。
 国際関係は相互主義ですから、こういう嫌がらせには何らかの対抗措置を取る必要があるのではないでしょうか。それなりの代価を払ってもらう必要があります。かの国の嫌がらせに対し、笑って無視するときはもう過ぎているように思います。
 下の写真は、筑波山のロープウェイ頂上駅前の御幸が原、前方の山は筑波山男体山(実は小生の後方に女体山があり、こちらの方が高い)。コンクリートで固められた広場ではガマの油の実演販売をやっていました。われわれはもちろん、ロープウェイなど使わず、足で登ってきました。