つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

「農夫山泉」まで汚染とは…

 ある雑誌を読んでいたら、中国の有名なミネラルウォーター「農夫山泉」が雑菌や有害物質にまみれた汚染水であるということが書かれていました。ショックです。というのは、小生、このミネラル水の大ファンで、中国に行ったら、必ずこれを飲んでいました。信頼しているものに裏切られる気持ちというのは想像以上に大きく、「たかがミネラル水」というわけにはいきません。
 農夫山泉は、中国各地を旅行して、どこに行っても売っているミネラル水です。なるほど、どこにでもあるからこそ中国のトップブランドなのでしょう。茶色をベースにしたパッケージは、いかにも赤銅色の肌をした農夫を思い起こさせて、安心感を与えます。水道水などとても飲めない国ですから、中国旅行の際、コンビニなどで飲料水を買い込むことが必要ですが、その時、小生がワンパターンのように選ぶブランドがこれでした。
 その農夫山泉が水道水にも劣るほどの雑菌と汚染物質まみれとのこと。いや、他のミネラル水も大同小異のようです。ねずみの肉が牛肉に化けたり、有名ブランド「蒙牛」の牛乳がメラミン入りなどの偽装があったり、どぶからさらった廃油が再び調理に使われたりと、偽装と汚染のオンパレードの国ですから、加工品はなるべく注意していました。
 特に小生にとってビールは要注意。中国のビールは硬水を使っているせいかも知れませんが、ビールを飲むと、3、4日後に必ず下痢をします。だから、痛風への警戒心もあって最近はビールはなるべく飲まないようにしています。でも、水質そのものをビジネス上の”売り”とするミネラル水まで、殺菌しないで売り出しているとは驚きでした。この先、中国では何を信じて食べ、飲みしていけばいいのか、悩みます。
 だからと言って中国でも売られている台湾資本の「康师傅」も飲む気はしません。これは蒸留水、つまり人工的に作った水です。香港にも「ワトソン水」などの蒸留水が売られていますが、小生は香港時代、これら蒸留水はなるべく飲まないようにしていました。ミネラル分が入っていないので、結局体には毒なのです。
 というわけで、今度の中国旅行で何を飲むかと迷ってしまいます。まあ、ちょっと高いけどスポーツドリンクが無難かなと思っています。まあ、スポーツドンリンクなら、決まって買うのが広東省・楽百氏食品飲料公司の「脈動」。これは大丈夫でしょうか。
 下の写真は、先日、新橋駅前で立ち会い演説をしていた参院選東京選挙区立候補のタレント、山本太郎氏。原発反対の一本やりですが、主張も名前も分かりやすいので、小生は当選するのではないかとみています。