つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

還暦過ぎても過酷な日々

 今年も大学の非常勤講師として5コマ持つことになりました。水曜日に中国語2コマと国際関係論1コマ。土曜日に中国語2コマ。水曜日はなぜか、1時限目に1年生向けの中国語があり、そのあと2時限目は休み、午後から3時限に国際関係論、4時限にまたまた1年生向け中国語です。
 1年生向けの春学期中国語はしょせん四声と発音の練習なので、ほとんどチーチーパッパの世界。多少は虚しさも覚えますが、教えている学生の一人でも小生の授業で中国語や中国に興味を持ち、将来しっかり勉強するようになればと思い、手を抜かずに頑張っています。
 ところで、水曜日の1時限目と3時限目は昼食を挟むので都合2時間40分の空いた時間が発生します。当初、この時間に何をしようか、あれこれ考えていましたが、結局、これまでの消費方法は睡眠でした。横浜から早朝にかけつけるせいか、疲れで眠くなるので、だれもいなくなった非常勤教員の休憩室のソファーで横になります。小生はいつでもどこでも寝られる新聞記者の習慣を身につけており、ソファーに横になればグーグーで、いい休憩時間になっています。
 だが、睡眠は1時間以内で切り上げ、昼食時になれば、授業から帰ってくる非常勤仲間と一緒に食堂に行き、ダべリングしながらの食事。これはこれでまた、情報交換ができて楽しいひとときです。教員食堂はコーヒー無料なのですが、肝心の味はいまいちなのが玉にきず。
 午後からはちょっと過酷で、ほぼ3時間に及ぶ立ちながらの授業が待っています。国際関係論は力がはいるせいか、いつものどがからからになってしまい、4時限目の中国語授業では声もかすれがち。でもチーチーパッパのために声を出さざるを得ません。低賃金なのに、還暦を過ぎてもこんな過酷な一日でいいのだろうかと疑問に思います。が、教えるという達成感はまた、代えがたいものがあります。
 下の2枚の写真とも、横浜・吉田町の路上で行われた大道芸イベントの光景。