つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

老骨には徹夜便は無理でした

 2週間前に香港に行ったばかりですが、1日午後に再び香港に向かいました。前回と同じように、社団法人のクライアントが現地で会社作りするのを手伝うためです。クライアントは前回の帰国後、香港会社の取締役を増やし、資本金を増やすなど一部手直しの方針転換を決めたことから、再び現地でも手続きが必要になったのです。
 2日は新しく取締役に加わる香港人と一緒に会食、3日に会計事務所に行って手続きし、商業登記をしてもらいました。その日夜は全員で会食、痛飲したあと、小生だけ空港に向かいました。実は、4日水曜日は大学の授業がある日。もう期末にかかっており、休講はできません。休講を防ぐためには、4日午前1時(香港時間)発、成田午前6時(日本時間)着の夜間運行便を乗らざるを得なかったのです。しかも、成田空港に着いてからは、市川の大学まで直行ということになります。
 夜間便だから乗客は少なく十分寝られるだろうと思ったら、大間違い。機内には結構人が乗っていて、小生が確保できたのはかろうじて2席だけでした。それでも、その2席をフルに使って寝ようとしましたが、やはり熟睡はできません。うとうととしているうちに成田に着きました。空港で一寝りしてから行こうと思ったものの、ちょうどいい京成線の快速はない。そのため、JRの久里浜行き快速線に乗ったのですが、これで行くと市川までは結構な距離。結局、大学に着いたのは9時近くであり、ほとんど寝るような時間は取れませんでした。
 それから3コマ授業して、このあと、神田の事務所に寄り、さらに夜は新宿へ。上海から来ている知り合いの中国企業董事長が家族を連れて日本に旅行に来ているため、こちらが招待宴を設定したのです。新宿「かに道楽」での会食は相手側にはそれなりに喜んでもらえましたが、小生はぐったりで、一次会で早々にお役御免をいただき、横浜に帰りました。この日は睡眠不足の上に酒が入り肉体は疲労の極限、思考も停止状態でした。
 さらに、翌木曜日も朝から3コマの授業があるため、早朝6時に起きましたので、疲れは取れません。授業中も考えがまとまらず、時々睡魔が襲ってくる始末で、疲労は継続状態。そのため、今日金曜日は完全休養日に当て、昨日夜から今日にかけては死んだように眠ったのですが、それでも昼間に本を読んでいたら睡魔が襲ってきました。
 今回の夜間便の帰国は苦渋の選択とはいえ、やはり老骨には半徹夜は無理なよう。記者時代に徹夜した若き日が懐かしく思い出され、年の経過を実感しました。
 下の写真は、香港セントラルにある西洋人向けバー街のランカイフォン。この時は昼間でしたが、夜になると、ビールをラッパ飲みする外国人で道があふれます。