つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

たかが犬、されど愛犬

higurashi-takanori2010-07-22

 先日夜、それも12時にならんとしているときに、我が家の愛犬マオが激しいせき込みを始めたのです。それは、水を飲んでも、体をさすっても止まらない。行きつけの動物病院は我がマンションから歩いて1分のところにあるのですが、苦しんでいる様を見ながら、夜を過ごすのは耐えられないと、家人はマオを連れて深夜営業の動物病院にかけつけました。
 深夜に開いているというのは、人間ではよく聞きますし、その人間用の夜間病院、横浜市内では、実は桜木町駅前にあり、我が家からも6、7分の距離です。前に石川町に住んでいた時に家人が熱を出し、お世話になったことがありました。
 しかし、動物の深夜病院はJRの新横浜駅近くにあり、我が家からは相当の距離。タクシーで行きましたが、深夜運転なので片道でも5000円ほどかかったそうな。さらに診察料金は保険がありませんから、5万円ほどの出費になりました。半端ではない、たいへんな金額です。
 それでも、いったん飼うと決めた以上は、我が家の一員であり、最大の努力はしなければなりません。たかが犬かも知れませんが、されど我が家のかけがいのない愛犬です。そう思う人は案外多いようで、家人の話では、深夜の動物病院は長蛇の列ができていたそうです。わが愛犬のマオは、せきこんで苦しそうだったので、順番を飛ばして先に見てもらいました。感謝。
 どうもマオの病状は気管支炎のようです。小生も実は、気管が弱く、たばこが習慣化しなかったのはそれが主な理由。今でも、風邪を引くと、夜中に激しくせき込み、寝ていられない状態になります。マオを見ていると、几帳面なところ、すぐに頭に血が上るところ、内弁慶なところ、そして気管が弱いことまで小生に似ており、なんだか血がつながった子どものようにさえ思います。
 上帝は、子どものいない小生ら夫婦を憐れんで、マオをつかわしてくれたのかな。
 ハワイの代表点な花の一つ、プルメリア。白い地のものが多いのですが、これはピンク系です。ハワイの花はどれをとっても見事で、しかも飽きさせません。