つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

またまた夏風邪でダウン

 北京と銀川、固原など寧夏回族自治区を8日間にわたり旅行してきました。きょうは帰ってきて3日目なのですが、帰国以来、体調が優れず、ブログを書く気が起きませんでした。出発前からちょっと風邪気味だったのですが、旅行の疲れと現地の乾燥した空気でのどをやられてしまい、帰国後はさらに悪化した感があります。
 このところ、年のせいでしょうか、毎年夏風邪を引くことが多いのです。多分、蒸し暑い外気と乾燥した冷気の部屋を行ったり来たりしているために、体がついていけないのでしょう。特に、通勤の電車内はかなり冷え込んでおり、最初はいいのですが、45分も乗っていると、やはり最後は寒くなります。
 若い時は、こうした温度変化に順応できたのですが、今は長くいるクーラーの空間は苦痛です。ただ、外の湿り気ある高温もいやなので、クーラーの空間に入れば、瞬間的にはこの冷気が快適さを感じさせるのも事実です。
 自分一人ならば、寒さを感じた時点でクーラーを切ればすむ話ですが、大勢の人がいるところはそうもいかない。ですから、夏は上に羽織るものを携行することが欠かせなくなりました。本当は、セーター、マフラーを付けたいほどなのですが、電車内のセーターはひんしゅくを買いそうですから、長袖、ジャケット程度にしています。
 ところで、旅行の話も少し。寧夏回族自治区は日本ではほとんど知られていないところですが、中国では西北地域の一級行政区の中では、最多の旅行客を呼び込んでいる観光スポットだと、ガイド氏が言っていました。ほとんどがゴビタン沙漠であり、ぜひにここはというところがあるわけではありませんが、それでも集客にかなり力を入れている様子は感じられました。
 上の写真は、寧夏回族自治区南部の固原近くにある須彌山石窟。明代の石窟で、中国ではそれほど大仰なものではないのです。
 下の写真は、銀川郊外にある古代人遺跡、水洞溝内をラクダで移動したときのもの。ラクダに乗ったのは、1980年初めに敦煌に行ったとき以来でした。