つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

白いマスクもファッションか

 いやー、忙しい忙しい毎日で、ブログが書けません。還暦を過ぎてこんな忙しくていいのでしょうか。今、われわれの年代は毎日が日曜日の人もいます。果たして、多忙がいいのか、毎日朝「きょうは何をしようか」と考える境遇がいいのか。いろいろ人によって生き方、考え方があると思いますが、小生は忙しい方が何となく性に合っているように思います。
 ところで話が変わりますが、最近、電車に乗っているとマスクをしている人を多く見かけます。セキをゴホンゴホンとやっている人はぜひマスクを掛けて欲しいと思いますが、セキもないのに、元気そうなのになんかアクセサリーのごとく当たり前のように掛けている人も見かけます。マスクも一種のファッションなのでしょうか。小生は正直言って、マスク、とりわけ白いマスクにはちょっと抵抗があります。
 外国では、多くの人が白いマスクを当たり前のように掛けている光景はそうないでしょう。相手に人相を分からせない、ある意味、犯罪者のいでたちですから、小生は、暗いところで突然出会ったら、ぞっとします。何より、マスクマン(ウーマンも)は自らの顔を他人に認識させないのだから、自らコミュニケーションを絶っているようにも見えるのです。
 小生の授業に出てくる学生の中にも、授業中ずっとマスクを掛けている人がいます。オーラルの語学の授業に口の格好が見えないマスク姿はないでしょうと小生は内心思うのですが、でも認めることにしています。ただ、腹が立つのは、マスクマンが授業のあと近づいてきて質問、「君だれだっけ」と言うと、「なんで僕のこと分からないの」という態度を見せることです。あんたの授業の学生なんだから、顔を見せなくとも自分を理解するのは当然だという無神経さに憤ります。
 これから、花粉症の季節になると、ますますマスクマンが多くなりますね。マスク着用はしょうがないとしても、できることなら帝銀事件犯人のような白マスクでなく、カラー、花柄のマスクとか、素顔が見える透明マスクとか、もっと工夫があってもいいのではないでしょうか。
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