つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

サルまねに批判出たことが恐ろしい

 最初、日本ではあまり話題にならなかったけど、サッカーアジアカップの日韓戦で、韓国の選手がペナルティーキックを成功させたあと、サルの物まねをしたことに対して「日本への侮辱だ」として、むしろ韓国内で批判が高まっているようです。小生もあの試合を見ていましたが、サルの物まねがあったなんて全然気がつきませんでした。
 韓国内で思わぬ批判が出たことに対し、物まねした韓国人選手はわざわざ自らの公式ブログで「観客席の旭日旗を見て腹が立った」などと弁解したのです。たぶん、反日意識が強い韓国だけに、こう言えば国民の同情を買うだろうとの計算があったのだと思いますが、これも言わずもがなでしたね。却って韓国人の反発を強めてしまい、再び弁解を迫られました。
 第一に、試合中にサルの物まねをする韓国人選手の次元の低さにあきれます。彼はイギリスのプレミアリーグセルティックチームに属しており、普段から自分もサル呼ばわりされ差別を受けているとのことですが、自分がやられたからと言って、今度は他人に同じことで差別の姿勢を示すのはまさに人間性のなさ、品性の欠如です。この面では、残念ながら韓国民の国際性に疑問を感じざるを得ません。
 反対に、日本側からでなく、同国民である韓国でこの行為に批判が出たことについては、韓国もそんな余裕が出てきたのかとむしろ韓国民の自信の表れに驚嘆せざるをえません。サムソン、現代をはじめとして、今、韓国の産業は日本を凌駕する勢いであり、「別に日本などに(憎悪などの)特別の感情を持つ必要はない。むしろ同情すべき対象なのだ」とも思っているのかも知れません。
 ある意味、反日の韓国である限り、日韓間でわれわれは優位に立てるのですが、同情されるようになったらこれは対等か、すでに凌駕されている証左であり、むしろ心配になってきます。でも、個々の韓国民を見ると、まだサルまねしているようですから、安心なのかも知れません。
 下の写真は、三軒茶屋駅前にあるキャロットタワーの最上階レストランから見た東京都心の風景。東京タワーと建設中のスカイツリーの双方が見えます。