つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

災害義損金5%を消費税に上乗せを

 麻生元首相風に言えば、「これはまさにミゾウユー」の事態といっていいでしょう。小生、本来なら今ごろ通勤途上なのですが、計画停電とやらで京浜東北線は、桜木町駅まで動いていませんから、自宅待機しています。しかし、午後には大宮で用事があるので、出勤せざるを得ません。そこで再び横浜まで帰れるやら、取りあえず洗面用具と下着くらいは用意していくつもりです。
 それにしても、先般の地震には驚きました。61年生きていますが、初めて経験する激しい揺れです。首都圏の電車は止まったため、東京の台東区池の端にある会社の社宅に泊らざるをえなくなりました。まあ、布団もないオフィスで一夜を過ごす帰宅難民に比べて、暖房はもとより、布団はある、風呂もある部屋で、地震直後に多めに買ってあったコンビニのメシ、野菜、パンを食べ、テレビも見られましたから、まあまあ満足な一泊となりました。
 小生がかつて3年間暮らして、とても大好きな東北地方が大打撃を受けています。家族、家を失った多くの方に心からのお悔やみ、お見舞いを申し上げたいと存じます。同じ国民として、同胞として何かできないかとほとんどの人は思っているのですから、計画停電くらいで協力するのは当たり前。いや、コンビニなどで売られる食料の多くを被災地に持って行ってもらっても構わないでしょう。
 一体となって、この難局を乗り切りましょう。日本人の底力を見せましょう。どうでしょう、この際、消費税5%にプラスして、消費時に災害義損金(税ではなく)として強制的に5%程度徴収してはどうでしょうか。その資金は、被災民の支援だけに使う「目的税」にし、なし崩し的に10%消費税にするための前段でなく、あくまでテンポラリーな措置として、臨時立法してはいかがでしょうか。各政党の議員のみなさん、考えてください。
 災害特別税の課税を自民党の谷垣総裁が菅直人首相に進言したそうですが、正論です。まあ税と言うと強制的な感じが強いので、名称を「義捐金」という形にして、われわれが自主的に同胞を助けるのだということにしたら、みなさんの理解が得られるのではないでしょうか。
 下の写真は、鹿児島出張のときに天文館アーケードで撮った一枚。