つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

小沢が角栄の如く、また裏で糸引くのか

 先週は、タクシン・タイ元首相の講演会を主催、そのあと週末土曜日には、名古屋で開かれた中国への企業招致説明会の講師として参加することになり、自動車で名古屋を日帰り往復。行きは早朝、帰りは午前様になってしまったので、疲れ果ててしまい、きょう日曜日は愛犬マオの散歩に出た以外は、ずっと家で横になっていました。なんと、昼メシのあとの午後1時過ぎ、睡眠を取ろうとソファーに横になったら、そのまま起きられず、なんと夕方6時ごろまで寝入ってしまいました。
 そんなこんなで日曜日、テレビでニュースや政治番組も十分見られず、民主党代表選の候補者らが何を主張し、何をなそうとしているのかも皆目分からないままです。新聞によりますと、どうやら小沢一郎氏が党員資格停止中にもかかわらず、裏で糸を引き、海江田なるC調男を支持している一方で、反小沢派は仲間割れし、どうやらあすの一位は海江田氏で動かないようです。
 もし、海江田氏が代表になり、総理になったら、民主党いや日本はどうなるのでしょう。再び、小沢が復権してきてかつての田中角栄の如く「闇将軍」となるのでしょうか。それは、民主党内ではいいのかも知れませんが、日本全体にとっては悪夢であり、実現してほしくないシナリオです。どうか民主党の諸先生方よ、ここは国民目線に立って冷静に判断していただきたいと思っています。
 世論調査をしても小沢嫌いが多いのは、彼の金権体質だけでなく、彼の政治スタンスが一定の政策の実現を目的にするのでなく、ただ権力を掌中にすればいい、世間が自分に注目してくれていればいいというジコチューなところがあると見ているからだと思います。小生も、この男だけは二度と政治の表舞台に立ってほしくないと思っていますが、しかし、党内には女性議員を中心に世論とはかけ離れて、小沢支持が多いのに驚かされますし、げんなりします。
 小沢氏が後立ての海江田民主党代表となるなら、民主党の反小沢勢力は自民党と組んで造反、反小沢政権を作ってもらいたいと望みます。それとも、きょうからあすにかけて民主党議員にも冷静な判断が出てきて、海江田氏以外の選択になる可能性もあるのでしょうか。ぜひそうなってほしいと思います。
 下の写真は我が家の愛犬マオ。