つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

テレビで見たくない顔

 やはりテレビはビジュアルを主体とするメディアであるので、美しいもの、目に快いもの、いや五感に快いものだけを見たいと思います。こう言っては何ですが、ブスな女性より美人が出てきたほうがうれしいし、つい一生懸命見てしまいます。これは理屈でなく、男性にある本性ですから仕方のないことだと思います。
 たとえば、口元が下向きに下降していて、見るからに意地悪そうな顔というのがあります。まあ、黒ずきん、黒装束などすると、魔法使いのおばあさんになってしまうような顔なのですが、髪だけは不自然な色で染めていて強烈なアンバランス感を醸し出している。そんな女性は、できたらテレビで見たくないのですが、もともと経済評論家だか、大学の先生だかで、たまにコメンテーターとして登場してきます。小生はこのおばさんの顔を見ると、すぐにチャンネルを変えたくなります。ごめんなさい。
 オーム事件などの報道で評判になった女性ジャーナリストもできれば、テレビで見たくない顔です。美醜は関係ないのですが、この人は話し方、服装を含めて視聴者に明るい感じを与えません。ですから小生もなにやら、朝番組などで見ると、気分が落ち込んでしまいます。また、コメントのときに「やっぱり」という言葉を意味もなく連発し、とてもきちんとした日本語を使って原稿を書いていた記者とは思えないボキャ貧ぶりなのです。
 御二方とも個人的に恨みはありませんし、その学者としての資質、ジャーナリスト出身コメンテーターとしての資質を疑っているものではありません。聞いてみれば、それなりに含蓄のある発言なのでしょう。でも、小生は、コメントの中身を聞く前に、テレビ画面から目をそむけたくなるし、そう思うと発言内容も聞き取れないのです。
 まあ、世の中には好き嫌いがありますから、小生がノーと言っても、グーという人も多いと思います。こうした方がいまだにテレビに登場しているというのは、むしろグー組が多く、小生の方がマイノリティーなのでしょう。とんでもない偏見を持つ奴と言われれば、甘んじて受けるしかありません。
 下の写真は、黒竜江省アムール川観光船内で出会った中国人女性。この近くの出身ですが、普段はハルビン市内に下宿し、大学に通っているとのこと。