つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

今年の楽天は期待外れ

 今年の楽天ゴールデンイーグルスはちょっと期待外れでした。せめて東北の復興を印象づけるために3位以内に入ってほしかったです。一時、3位確定の感じがありましたが、その後、相手チームのサヨナラ連発による連敗があり、命脈が絶たれました。すでに確定した一位ソフトバンクに続く二位は日本ハム、三位はオリックスで動かないでしょう。日ハムは斎藤祐樹中田翔などの注目選手がいるので、少しは関心はありますが、西の方のチームは選手の名も知らず、あまり興味が湧きません。もし日本シリーズソフトバンク対中日なんてことになったら、興味半減です。
 楽天投手陣でまあまあの活躍をしたのは、田中マー君だけです。岩隈には少しがっかりしました。来年は大リーグへとの意気込みがあったようなので、米側にその腕の冴えを見せるためにも、もっと活躍すると思っていました。故障したとはいえ、10勝もいかないのでは、彼らしくないです。この成績でもやはり大リーグに行くのでしょうか。新人の塩見はそこそこ活躍してくれましが、それ以外は論評に値せずです。
 バッターの方はぜんせん駄目ですね。チーム打率はパリーグ最低とか。打撃トップテンに顔を出している聖沢ですら2割8分台の成績。統一球によって打者不利で、全体的に昨年より打率が悪くなっているとは言っても、それにしても楽天は打てなすぎます。後半に相手チームの抑えが出てくると、ほとんど逆転の期待が持てませんでした。外国人バッターには恵まれませんでしたね。スカウトに目がないか、それとも高い金が出せない故か。
 何といっても期待を裏切ったのが、大リーグ帰りの岩村明憲です。打率一割台では話になりませんし、守備もへたです。今年横浜に行った中村紀洋以下です。ヤクルト時代はホームランバッターでそこそこ活躍していたのに、この落差は何なんでしょうか。たぶん、大リーグ帰りにありがちな日本の野球をなめて、練習をあまりしなかったからだと思います。
 ヤフーニュースを見ていたら、来年、元西武、巨人の大久保博元が薬天のコーチに就任するとか。彼は暴力事件とは女性問題とか問題多き男ですが、どうやら西武時代、現在のホームラン王中村おかわり君を指導し、開花させた事実が物語るように、バッテイングコーチとしては有能で、各球団からそれなりに評価されているようです。ですから、来季、楽天に入って若手中心に鍛えていただき、打率アップに貢献していただければと期待しています。
 下の写真は、ハルビン市郊外平房区にある旧日本軍731部隊の遺跡での一枚。後ろに見える建物は、同部隊本部があったところ。戦後小学校として使われていましたが、1983年ごろ、小生がここを訪れたときはただの空き家になっていました。今では、”愛国教育”施設として、内部が博物館になっています。