つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

11月場所、東京で開催を

 昨日20日の日曜日、まとまった原稿を書こうと思っていたのですが、午後に愛犬の散歩を兼ねて買い物に出かけ、帰ってくるともう夕方近く(晩秋の夕方は早い)。午後4時過ぎから大相撲の中継、さらに7時からプロ野球日本シリーズの中継があるので、そちらを見てしまいました。日本シリーズは真剣勝負ですから、やはり試合時間は10時近くまでと長くなり、終わって風呂に入れば、もう寝る時間で、原稿を書く時間はほとんどありませんでした。
 大相撲は今、福岡場所。土俵入りから幕内最初のころの館内を見ていると、いわゆる砂被りも空席が目立ちます。一列丸々空いたところもあって、大相撲ファンにとってはなんともさびしい感じがしました。この現状は必ずしも不景気という問題で片付けられず、もともと福岡の潜在観客数の少なさに原因があるのではないかとさえ思いました。
 つまり、福岡には常時客席を埋めるような潜在ファンがいないのではないかということ。そうであれば、毎年1回、福岡で本場所を開く意味があるのかということです。東京・両国で開催すれば、絶対にあんな空席状態にはならないでしょう。まあ、東京というのは首都圏に3000万人口を抱えるばかりでなく、日本列島の中心に位置しますし、交通の便もいいので、地方からも人は集まりやすい。そうであれば、いっそのこと福岡を止めて東京にしたほうが全国の相撲ファンは喜ぶでしょう。
 すると、福岡や九州の人間はご当所場所がなくなると文句を言うに違いありません。でも、そんなこと言ったら、北海道にも東北にもご当所の本場所はないんですね。北海道出身の北の湖千代の富士も、先ほど亡くなった青森出身の隆の里もご当所場所はありませんでした。そもそも最初から不公平なのです。相撲協会は慣例主義にとらわれず、ここは11月東京場所開催の大英断をしてみては。
 下の写真は、南寧市にある唯一の日本人経営の日本レストラン。南寧市にはなぜか日本料理店が多いのですが、日本人が経営する店は一軒しかありません。